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ボナンザVS勝負脳: 最強将棋ソフトは人間を超えるか (角川oneテーマ21 C 136)

ボナンザVS勝負脳: 最強将棋ソフトは人間を超えるか (角川oneテーマ21 C 136)

ボナンザVS勝負脳: 最強将棋ソフトは人間を超えるか (角川oneテーマ21 C 136)

作家
保木 邦仁
渡辺明
出版社
角川書店
発売日
2007-08-01
ISBN
9784047101074
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ボナンザVS勝負脳: 最強将棋ソフトは人間を超えるか (角川oneテーマ21 C 136) / 感想・レビュー

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mitei

やはりコンピュータと人間では考え方が違ってくるのだなと思った。あと開発者と渡辺竜王共に控えめに話しながらも行間からにじみ出てくる自身が感じられた。将棋はコンピュータに破られて欲しくないな。

2011/12/30

akira

図書館本。 ちょうど渡辺先生の新書と同時だったため、ボナンザ戦の裏側に迫る内容を楽しむことができた。渡辺先生とボナンザ開発者保木氏それぞれの説明と対談。非常に豪華な内容だった。 人間はこれからどう勉強するべきなのか。不要になるものは多いだろうが、まだまだインプットとアウトプットは人間にとって必要だと思っている。時間がある間にいろいろなものを読み漁りたい。 「質が変化する前には量の積み重ねが必ずある」

2019/07/14

烟々羅

将棋ソフトについて話をしていて「お前の知識はボナンザ旋風以前じゃないか」と言われたので調べようとして。当時の棋士の考え、開発者の簡にして要を得た説明。ちょうどよかった。 ボナンザがそれ以前の将棋ソフトと違うと話題になった手法「全幅探索」とは、漢字の並び・響きとはうらはらに「プログラムが、枝刈りの要件を自分で見つけること」であり、その「注視するポイントは開発者が与えるものであり、機械学習とは各ポイントのウェイト調整に過ぎない」。うん、あってた。まさに旋風のころに専門家から聞いたはなしをちゃんと理解できていた

2019/03/20

Humbaba

情報技術の発達する速度は、かつて予想されていたよりもずっと急速である。今のところは人間とコンピュータのそれぞれのトップクラスが争えば、まだ人間に軍配が上がる。ただし、それは必勝というレベルではなくなっており、数千すればたまにはプロが敗れることもあるというレベルまでは到達した。それによりソフトの評価においても、渋い、や勝負師、と言った人間らしい言葉が与えられるようになってきた。

2015/01/09

はーごん

発行年の2007年ではまだまだ人間が強かったのに、今はもう負けてしまうようになりました。渡辺さんがそんなことを全く予想できていないのが面白い。『われ敗れたり』にもありましたが、ボナンザが後々にオープンソースになったことが強くなったキッカケだと思います。オープンソースになったから、趣味でいろんな人が研究できるようになった。趣味でやりたいことを自由にやるということが何でも上達の1番の近道な気がします。

2015/11/26

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