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好きだけじゃ続かない (ビームコミックス)

好きだけじゃ続かない (ビームコミックス)

好きだけじゃ続かない (ビームコミックス)

作家
松田洋子
出版社
KADOKAWA/エンターブレイン
発売日
2014-05-24
ISBN
9784047297258
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好きだけじゃ続かない (ビームコミックス) / 感想・レビュー

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にゃんた

なんだろう。昭和の暗い部分をリアルすぎるほどリアルに、でもなんだか身近な、わかりすぎる場面が多々あり、あっという間に読み終わった。いろいろあるけど、それでも生きてるというか。実話と創作の狭間に救いがある?

2020/09/08

小鈴

フィクションを織り交ぜているとはいえ自伝「平凡な洋子ちゃん」を読んで、これまでの作品によくでてくる貧困をリアルに描けた理由がよくわかった。父親の家族凄過ぎ。周旋屋。。。お婆ちゃんを指して女のポン中は治らんもんらしいとか、特高みたいやというフレーズが素晴らしい(笑)。タイトルの作品の交換日記が初々しい。今の中学生は、大人になったらラインのやりとりを懐かしい思い出として思い返すのだろうか。

2014/05/30

コリエル

絵に描いたような(実際絵だが)底辺の暮らしをビビッドに描写した平凡なヨウコちゃんが印象的。ここが地獄かと思うが、そんな場所でもガキはすくすく育つ。それと比べると表題作はビターテイストではあるが、ラストに希望がある爽やかな小品になっていて、読む順でこっちを後に回した方が読後感が良かったなあと。まあ、面白かったです。

2019/02/01

向う岸

「好きだけじゃ続かない」は如才なく世を渡って行くことが出来ない不器用さで、「平凡なヨウコちゃん」は幼いながらも空気を読みすぎて子供らしい愛らしさが皆無という不器用さで苦労する主人公を描く。作者の実体験が元になっているそうで、なかなかヘヴィな幼少期と学生生活だこと。世間との折り合いをつけるのに苦労したんだろうな。

2014/11/17

タマキマタ

松田洋子を読むといつも思うのですが、、設定がおそろしくリアルというか 救いがないんだけど、なぜかファンタジーも感じる。 そのせめぎあい?がたまらない。 でも「平凡なヨウコちゃん」はとことん容赦ない。 あの状況を、単なる自己憐憫に陥らず描けることに 凄まじささえ感じます。 しかも笑えてしまうって、なんでだ。哀しいのに。

2014/05/30

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