KADOKAWA Group

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謳えカナリア

謳えカナリア

謳えカナリア

作家
諸口正巳
THORES柴本
出版社
KADOKAWA/エンターブレイン
発売日
2015-08-29
ISBN
9784047306530
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謳えカナリア / 感想・レビュー

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leo

装丁に惹かれてジャケ借り。ゴシックミステリ的な物を期待していたのだが、がっつりファンタジーだった。世界観は素晴らしいと思うが求めていたものとは違いました(あらすじぐらい読め)。

2022/01/19

芙蓉

表紙からして美しい。内容も退廃的でよかった。死んで違う世界で真鍮糸雀〈カナリア〉になったマツリ。マエストロのダムロッシュと調律者のアイレンベルグ。真鍮糸雀の歌がなければ生きていけない人々……「恋と同居」がテーマの部門で優秀賞をとった作品で確かに「恋と同居」だったなとラストページを閉じて思う。

2015/09/25

ナナシ

読んだのに登録していなかった。世界観が好き。こう、異世界転生はよくある題材だけれど、行った先の世界がどうも一味違っている。大気汚染が進んでいる世界。鳥籠のようにドームに閉ざされて、それでも外から染み渡って来る毒を防ぐ為に皆んなが毒ガスマスクつけている。健康の為に歌を聞く…これだけで読みたくなる。時計屋の彼は一体なんなのか?他の作品でもちらほらいるのでいつか全部の作品に目を通して原点を探りたい。

2017/05/10

卯月

事故死した女子高生ミツオカ・マツリは、気づくと唄う人形〈真鍮糸雀〉(カナリア)になっていた。灰と煤が降り、人々が歌えなくなった世界で、マエストロに造られ調律師に教育され、高級品として売買される。マツリは老調律師アイレンベルグと暮らすことになるが……。ミライショウセツ大賞優秀賞、テーマ部門「恋と同居」。退廃的でゴージャスで残酷で美しい。歌声シーンが恐ろしいってのが凄いわ。私は好きだが、薦める相手は選ぶ。誰になら薦められるかと考えた結果、『Sound Horizon』好きな人ならドンピシャなのでは、と思った。

2016/02/19

すかすかの恐竜

ネットで全話読んであるけど、ファンコールも兼ねて。◆グロゴア大好きな作者だけあって、ゴチックな内容ながら、耽美というよりひたすら穢れていて汚いディストピア物◆ファンタジーや少女マンガ要素で誤魔化さず、ダイレクトにエグいシーンを示唆する描写を入れてくるので、たぶん進撃の巨人より残酷描写が酷いですが、小気味良いエグさで【これが読みたかったんだ】という気持ちになる◆ただ全体的に粗さが目立ち、ページに納めるために削りまくってる感が抜けないのは物足りないかも◆でも好き(笑)

2015/10/11

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