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辺境で 伊図透作品集 (ビームコミックス)

辺境で 伊図透作品集 (ビームコミックス)

辺境で 伊図透作品集 (ビームコミックス)

作家
伊図透
出版社
KADOKAWA/エンターブレイン
発売日
2016-02-25
ISBN
9784047340091
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辺境で 伊図透作品集 (ビームコミックス) / 感想・レビュー

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ぐうぐう

デビュー前の未発表作品を含む、伊図透の初短編集。その最初期の作品からしてすでに、伊図透は伊図透であったことが嬉しい。『おんさのひびき』連載前のエト達にも会えるし、自分と闘うためにひたすら鉄を叩く学生時代のマコ(カコ)もいる。「この傷だらけの手はその証 私が私と向きあっているという証」。こうして眺めてみると、主題だけではなく、一作一作独立しているかに見える世界も、すべて繋がっていることに気付かされる。見知らぬ辺境すらも、大地を、空を、辿っていけば、いつか見えてくる。そんな見知らぬ私達の、これは物語だ。

2016/02/28

ブラフ

中身はまぁ、、、なんだ、読めばわかるやら分からんやら、、、何かしら琴線に触れるものがあるはず。それより何より、素晴らしいのは表紙です。真横に通った「レール」。この質感、この陰影。これは実際の本の表紙を目にしないとわからない。名画と一緒です。実物を見ないとわからない。こんな画像ではこの表紙の素晴らしさが1mmも伝わらない。表紙にこんなに感銘を受ける漫画もなかなかない。ぜひ手に取ってみて欲しい1冊。

2021/03/21

kanon

伊図さんの作品の空気感が好きだ。結構本気で全編好きだったかな。どれもこれも長編に出来そう。靴ひもを結べ!冬で履いてるコンバースのブーツ可愛い。街とか歩いてると、歩いてる人の靴のブランドとか、つい見ちゃうよね笑 わかるわかる。だから何だかんだ、靴選びってのも大事だと思うのだった。靴は手を抜いちゃいけない。

2017/06/22

G

戦い方も、そりゃ色々で、何かに立ち向かう者や何かから逃げる者。そんな人々にスポットを当てた伊図透の初期作品集。初期とは思えない完成された伊図作品に流れるあの空気感が味わえる。「STEEL BLUE」の何かにあがらう姿が美しかった。なんかノスタルジックなんたよなー。

2016/03/10

sibasiba

暗い、重い背景の物語がほとんどなのに、終わりはどこか明るく爽快な感触を残す。『靴紐を結べ!・冬』が一番かな。

2020/05/31

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