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銃座のウルナ 2 (ビームコミックス)

銃座のウルナ 2 (ビームコミックス)

銃座のウルナ 2 (ビームコミックス)

作家
伊図透
出版社
KADOKAWA/エンターブレイン
発売日
2016-08-25
ISBN
9784047342491
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銃座のウルナ 2 (ビームコミックス) / 感想・レビュー

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JACK

◎ 雪に覆われた辺境の小島リズルに狙撃兵として配属されたウルナ。女だけからなる彼女たちの部隊は異形の蛮族ヅードと戦っていた。巨大な歯茎の形をしたヅードに殺された兵は無残な姿を晒すことになる。そんなヅードを研究してきた学者のラトフマは軍を裏切り、ウルナを拉致、監禁する。ラトフマがウルナに告げたこの世界の真実とは…。奇抜な設定のSF作品。これから先が楽しみになってきました。

2017/03/11

ぐうぐう

戦争の大義。正義を正義たらんとするためのその大義は、当然、相手側からすれば悪となる。かつ、タチが悪いのは、正義を成立させるために、偽りの大義が採用されてしまうことだ。しかも、敵が異形の存在ともなれば、偽りを信じ込ませるのは容易い。囚われたウルナは、真実の一端を知る。ただ、それは彼女にとっての救いには、今のところならない。反転しつつある世界は、彼女を苦しめるのだから。

2016/08/27

活字スキー

【あなた達は幻と戦わされる惨めなモルモット】ラトフマが異形の蛮族ヅードと交わる場面を目撃したウルナはそのまま拉致監禁され、本性をあらわしたラトフマから衝撃的な事実(?)を聞かされる。絶対に外してはいけない認識票は最初から怪しすぎたよ。貴志祐介『新世界より』を彷彿させる設定が見え隠れしてきたが、ここからどのようにしてタイトルに繋がるのだろう。覇権国家レズモアこそが全ての元凶なのか。ウルナがただ狙撃手として活躍するだけでは終わりそうにないが、そのうち青き衣を纏って金色の野に降り立っちゃったりするのだろうか。

2022/03/18

大阪魂

ウルナ2巻!あのエグい歯茎の正体はやっぱ人やった?!ラフトマいわく、戦争で敵を躊躇なく殺させるために、敵を怪物に見せるピアスをはめさせてるそう!なんぼ戦争でもそこまでして敵殺させなあかんのかなあ?まだまだ謎だらけなこのシリーズ!つぎは軍艦対ヅード?歯茎がんばれ!!

2017/05/27

G

ラトマフに告げられたズードの真実。歯茎? 人? ピアスの幻視? ラフトマの言葉は嘘偽りない真実なのか? まだまだ陰謀の根は深そう。自分が正だと思い行動し、邪とする者を殲滅して行く、各々のイデオロギーは別として、戦争の中には強い絆で結ばれた人間関係がある。そこらへんを生々しく描くストーリーテーリングに脱帽。次巻が楽しみ。

2016/09/21

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