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銀河の死なない子供たちへ(下) (電撃コミックスNEXT)

銀河の死なない子供たちへ(下) (電撃コミックスNEXT)

銀河の死なない子供たちへ(下) (電撃コミックスNEXT)

作家
施川ユウキ
出版社
KADOKAWA
発売日
2018-08-27
ISBN
9784048939843
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銀河の死なない子供たちへ(下) (電撃コミックスNEXT) / 感想・レビュー

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MICK KICHI

手塚治虫「火の鳥 未来編」をリスペクトした傑作SFコミックス。不死の子供たちが巡るポストアポカリプスの地球の描写、ほのぼのとした画風だけに、シリアスさがより迫ってくる。主人公たちに対して現れる存在への問い「与えてから奪う事は残酷」なのか? 限りある生命の素晴らしさに改めて心を掴まれる。昔「火の鳥」を読んでどうしようもなく切ない気持ちになった頃が再び蘇った。ラストの選択に限りない優しさを感じる。

2019/06/21

鱒子

kindle π(パイ)とマッキが出会った赤ちゃん ミラはどんどん大きくなります。不老不死である育ての親を追い越してーー。「火の鳥 未来編」はもちろんですが、死と不死がテーマということで「ポーの一族」まで頭に浮かんできました。ストーリーの概略はシンプルなのですが、理屈ではなく感性を揺さぶられます(だから施川ユウキはやめられない!)。優しく悲しく清々しい物語です。

2019/09/25

眠る山猫屋

ママがミラに語る真実。マッキは気づいている「永遠の時間を持っていても、大切なものを失う準備なんてできない」ことに。子供のままだからこそ、乗り越えられる事と乗り越えられない事。残酷に思える事象は世界の摂理。逆らっているのは3人なのだから。ミラ亡き後、それでも3人には無限の時間があり、互いを想う心があった。ミラが遺したものは言葉にし難いが、ふたりの子供たちには刻まれた。そしてマッキとπの選択。寂しいけれど寂しくない、きっと。未来は子供たちが切り開き見つけ出すものなのだから。

2023/08/18

♪みどりpiyopiyo♪

「永遠の時間を持っていても 大切なものを失う準備なんてできない… 」 ■うん、これは良いSF♪ 上下巻 一気に読んじゃった〜 『バーナード嬢曰く、』の施川ユウキさんの漫画です。■この世界の秘密と 彼らの出自が明かされた時、子供たちそれぞれが大きな決断をします。■生きる、前に進むということは、それによって何かを失うことであり、誰かから何かを奪うことかもしれない。それでも私達は答えを求めて行くのでしょう。(2018年)(→続

2019/06/01

keroppi

永遠の時間の中で、子供のままでいると思われた2人も、死にゆく人間に出会うことにより、成長していく。この選択が、2人にとって、どういう未来を導くのだろうか。生と死を見つめた、この漫画は、深い。

2019/08/13

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