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魔法科高校の劣等生 Appendix(1) (電撃文庫)

魔法科高校の劣等生 Appendix(1) (電撃文庫)

魔法科高校の劣等生 Appendix(1) (電撃文庫)

作家
佐島勤
石田可奈
出版社
KADOKAWA
発売日
2022-06-10
ISBN
9784049143348
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魔法科高校の劣等生 Appendix(1) (電撃文庫) / 感想・レビュー

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芳樹

達也たちが一年生の2095年9月生徒会長選挙直前の出来事。第一高校に誤配された『聖遺物』によって”夢の世界”に引き込まれた達也と美雪たちいつものメンバーが、RPGのようなファンタジー世界でドタバタするお話。本編とは全く違うテイストで、感情的な達也やいつも以上に暴走する美雪の言動が楽しく、ニヤニヤが止まらない展開でした。とはいえ、不思議現象の絡繰りは本編にも関連しそうで、『魔法科』らしいロジックで説明されてなるほどと思いました。何やら続きそうな引きでしたが、さてどうなることか…。続きを楽しみにしています。

2022/06/16

よっち

2095年9月。第一高校に誤配された未確認文明の魔法技術製品『聖遺物』が、人知れず自動的に起動し混乱をもたらすOVA特典小説の文庫化。毎晩寝るたびに違う設定のRPGめいた物語に登場人物として巻き込まれてゆく達也たち。貴族や暗殺者、勇者、魔王など、登場するたびにキャラを変えながら雑な設定にツッコミを入れる達也、立ち位置を変えても達也の隣のポジションは渡さない深雪、役になりきっていた仲間たちもだんだん現実の意識が覚醒してきたりで、与えられた役割に振り回される何ともシュールな展開とその結末はなかなか新鮮でした。

2022/06/13

こも 零細企業営業

手違いで第一高校に来た聖遺物のせいで、達也達が夢の中で色々とさせられる。達也はある時は勇者、ある時は暗殺者、そして魔王、、魔王が1番適役な気がする。そして、深雪は囚われの姫だったりするのだが、本人が1番喜んだのは魔王の妃w現実に戻っても暴走してしまう始末。七草会長は魔法少女なコスチューム、渡辺風紀員長は剣士として、1ヶ月も旅をさせられるとか夢とはいえ気の毒に、、そして、聖遺物を回収しようと校長室に行こうとしたら、それを妨害するカウンセラーの先生が、、完全に役にハマってるのが普段の魔法科高校と違って面白い。

2022/06/10

キリル

聖遺物によって毎夜展開されるRPG世界にお兄様たちが呼ばれて、舞台に定められた物語を上演していくという話。毎夜変わる舞台、キャラの割り振りに文句を言うお兄様が面白かったですし、聖遺物も深雪とお兄様はくっつけるべきとほぼすべての舞台で一貫して配役しているのには笑いました。ドタバタしても夢の世界だからまあ…という感じでしたが、最後の展開を見るに現実世界にあるものを見えなくさせ、非現実のものしか見えなくさせる効力は派手さこそないものの見えない・感知させない罠や障害物を設置可能と考えると怖いなぁと思いました。

2023/02/26

nishiyan

2095年9月。第一高校に誤って「聖遺物」が配達されたことから達也たち一高生が奇妙な現象に巻き込まれてしまうBD・DVD特典小説の電撃文庫化作品。夢の中で繰り広げられるファンタジー世界の杜撰さにいちいちツッコミを入れる達也、この世界を楽しみつつ、いつも以上にお兄様に甘える深雪といつもと違った彼らが見られたのは嬉しい。ただ惜しむらくは挿絵がないこと。魔王達也に姫の深雪は言うに及ばず、真由美のあんな姿やエリカのそんな姿、普段では見られないからこそ欲しかったかな。特典にそこまで求めるのは酷か。次巻が楽しみ。

2022/06/28

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