魔法科高校の劣等生 夜の帳に闇は閃く (電撃文庫)
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魔法科高校の劣等生 夜の帳に闇は閃く (電撃文庫) / 感想・レビュー
芳樹
魔法大学に入学した亜夜子と文弥の黒羽姉弟が主人公のスピンオフ。ヨルとヤミという彼らのコードネームと得意魔法が絡んだ標題が非常に秀逸。榛有希たちナッツチームも登場する『司波達也暗殺計画』の正統続編という感じですね。敬愛する達也に対して性懲りも無く暗殺計画を企てる海外マフィアにブチ切れた文弥が、ナッツたちとともにその脅威を殲滅しようと駆け抜ける痛快なストーリーが面白い。達也はもちろん、黒羽姉弟やナッツたちが強すぎるので、物語を盛り上げるためにも、これから敵方がどんな動きを見せてくれるのかを楽しみにしています。
2023/08/22
よっち
大国に対抗する実力を示したことで世界から恐れられる存在となった達也。現状の世界体制の維持を願いその命を狙う組織に、黒羽姉弟とその部下たちが立ち向かうスピンオフ。魔法大学に入学した黒羽亜夜子と文弥が、達也のことを狙う海外マフィアの影を感じ取り、彼らを守るべく暗闘する黒羽姉弟。実力はあってもその美少年っぷりをヒロインたちにからかわれる文弥、以前と比べると心境の変化も伺えた亜夜子の黒羽姉弟とあのチームナッツたちも絡めて対処する展開は、それぞれの成長や変化も感じられて面白く読めたのでここからの物語の広がりに期待。
2023/08/10
こも 零細企業営業
司波達也暗殺計画の続編。時系列的には魔法科高校とメイジアン・カンパニーの間。キグナスの乙女と同じ時期で、達也が大学1年生で主役の亜夜子と文弥は高校を卒業したばかり。魔法大学に入学するために東京に来た2人は、世界を純粋な力で相手にできる司波達也を警戒した各国の利権集団"ギルド"は、彼を暗殺するためにシシリアン・マフィアとロシアン・マフィアを母体とするマフィア・ブラトヴァを動かして日本へ潜入させようとするが、所詮はマフィア。国家権力を背景にしているアンタッチャブルの四葉家の防諜網にアッサリと引っかかってしまっ
2023/08/11
どんぐり@京都の何処かで
意外とレビュー数少ないね。スピンオフってこんなもん?結構好きなんだけどな、この姉弟。まぁお金持ちのボンボンだぁね。読みやすいのが良いところ。悪いところは敵が小物過ぎるぅぅ。めんどくさいくらい小物。榛ちゃんにまかせとけばいいじゃん。この作者さん特融の書かずにはおれん!がバキバキでてます。なので好きです。イラストいっぱい見られるのが良き。
2023/08/21
TERU
達也を狙う組織に黒羽姉弟が立ち向かう新たな魔法科シリーズ開幕。 いやぁこれは良い。黒羽家を主軸にしたスピンオフであり、本編補完という意味合いも強く本編好きにもオススメしたい1冊。内容的には以前刊行されていたスピンオフシリーズ「司波達也暗殺計画」の正当続編で、時系列は魔法科とメイジアンの間でキグナスと同時期。ぶっちゃけ刊行中の魔法科作品の中だと今これが一番好き。
2023/09/01
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