あの日見た流星、君と死ぬための願い (メディアワークス文庫)
あの日見た流星、君と死ぬための願い (メディアワークス文庫) / 感想・レビュー
よっち
自分が何度も同じ12月14日を繰り返していることに気が付いた高校2年生の雪。そんな彼がループを繰り返す中で、同様にループを繰り返している少女・桜と出会う青春小説。今まで孤独に生きてきた雪にとって望ましいものだったはずの世界を変えた桜と出会い。様々な出来事を共有しながら繰り返してゆくかけがえのない日々。しかしなぜ二人は出会ったのか、このループはなぜ起きているのか。明らかにされてゆく二人を巡る事情はなかなか壮絶でしたけど、それでもかすかな希望を信じて、細い糸を手繰り寄せるかのような結末には救われる思いでした。
2023/11/30
凜音
読了 12月14日。 もう何度目かも分からないその日をループする。 日々のルーティーンを繰り返す雪の前に、いつもと違う出会いが… 星に託した願いの世界で雪と桜が出逢い始まるボーイミーツガールのループもの。隠し要素の探し甲斐がありますね(自己満) 結構この雪と桜の関係好きな人いるかもなんですがネタバレが過ぎて言えないジレンマ。 ループの原因は何なのか、彼女の思惑は? ループ系は謎が明かされていくわくわく感が良いですよね。
2023/10/28
leo18
同じ日をループする世界で出会った2人に隠された秘密とは。悪くはないんだけど、あまりにも2人の背景が重すぎる。あの出来事の手前で止めることはできなかったのだろうか。
2023/12/23
栗山いなり
1日がループする世界に囚われている少年と少女の物語。明かされた真相は驚愕というよりは残酷だったように感じた。それと同作者の前作と繋がってるのは面白いなと思った。ハッピーエンドで終わったのは多分よかったのかな?
2023/11/26
dora_865
少年と少女が互いを救いたいと願う感動的な青春SF物語です。本当に素晴らしかったです。
2024/02/07
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