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森のちいさな三姉妹: 森ネコさんのおかしをどうぞ (ジュニア文学館)

森のちいさな三姉妹: 森ネコさんのおかしをどうぞ (ジュニア文学館)

森のちいさな三姉妹: 森ネコさんのおかしをどうぞ (ジュニア文学館)

作家
楠 章子
井田千秋
出版社
Gakken
発売日
2023-03-02
ISBN
9784052056451
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森のちいさな三姉妹: 森ネコさんのおかしをどうぞ (ジュニア文学館) / 感想・レビュー

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ゆのん

町で飼われている白猫がワクワクを求めて飼い猫をやめて森に移住するお話。右も左も分からない白猫が出会ったのはこびとの三姉妹の末っ子・ココ。友達のジルや森の動物達に助けられて住む場所も見つかり、おかしやさんを始める事に。今までの習慣や常識を柔軟に変えていく事で徐々に森の仲間達に受け入れられていく。可愛らしいイラストで読みやすい。困っている人を助けることや、あきらめず努力すること、自分の考えに固執しない柔軟さを教えてくれる。

2023/03/28

ぶんこ

森に住む三姉妹の末っ子ココは、誰かの役に立ちたいと思っていたら、見慣れない猫と出会います。町で飼われていたが、ワクワクしたくて森に住むことにしたミルキーでした。ココは「森ネコ」と名付けて、早速お手伝い。森では物々交換が習わし。森ネコさんも生きていくために、町での飼い主だったナヲミさんのレシピでマドレーヌを作ることにします。材料と引き換えにマドレーヌを食するパーティーに参加できます。森と町の違いもさりげなく描かれていて楽しい。ココはパーティーが楽しかったので、これからはパーティー屋さんになろうと決めました。

2023/06/28

りらこ

飼われていたネコが、独立して森にやってくる。最初の出会いがとても良くて、そのまま森に馴染めそう、と思いきや。排他的な人もいる。日和見を決め込む人もいる。物事は思う通りに進む訳ではない。 だけどそのなかに自分で見つけて進む道は必ずある。 だから相手の感情に影響されず、自分を見失わずにいることが大切なんだよ。森ネコさんの柔らかくも毅然とした性格は、甘えん坊の子どもには少し難しいかもしれない。小さな世界でその世界観にとらわれやすい子どもたちには、野ねずみの行動の変容は受け入れ難いかもしれない。

2023/04/06

花林糖

図書館本。もりもり森に住む小人の三姉妹。末っ子のココは春の朝に元飼猫のミルキーと出会いました。ココは白ミルキーが森に馴染み暮らせる様に奮闘。井出千秋さんの絵がお話と合っていて◎。マドレーヌやお菓子がとても美味しそう。ふわふわ優しい空気漂う物語。(三姉妹の長女アンナは『へんくつさんのお茶会』のへんくつさんのお店でお手伝いをしている)

2023/07/13

イカまりこ

イラストが素敵で手に取った。三姉妹は人間の住む町から少し離れた森に住む小人。冬の終わり、三姉妹の両親は娘たちを残しワイン作りの手伝いに出かける。娘だけでお留守番。物語で小人だけど、ちょっと心配になってしまう出だし。他にも家猫がワクワクを求めて森に住むのを飼い主が受け入れるとか、私的に突っ込みたくなる点があった。家猫を外に出すのはやめよう!でも気になる点をファンタジーだって思えばお話は楽しい。誰かの役にたちたい末っ子が森にやってきたお嬢様猫の焼き菓子店の開店準備をしていく。動物たちの協力があってこそだった。

2023/04/22

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