KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

世界一長い鉄道トンネル: スイス・アルプス山脈をほりすすむ (環境ノンフィクション)

世界一長い鉄道トンネル: スイス・アルプス山脈をほりすすむ (環境ノンフィクション)

世界一長い鉄道トンネル: スイス・アルプス山脈をほりすすむ (環境ノンフィクション)

作家
笹沢教一
鈴木さちこ
萩原まお
出版社
Gakken
発売日
2023-07-20
ISBN
9784052057090
amazonで購入する Kindle版を購入する

世界一長い鉄道トンネル: スイス・アルプス山脈をほりすすむ (環境ノンフィクション) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

ぶち

読友さんのレビューで知った本です。 スイスの山岳鉄道/登山鉄道は有名ですよね。でも、なぜ、あのアルプスの風景も観ることができない、アルプス山脈の底を貫くトンネルが必要だったのでしょう。この本を読んでいると、スイスの人たちの考えかたが現在のSDGsに基づいていることがよく解ってきます。トンネル一つにしても良く考えられた筋道は、魅力的です。ヨーロッパの真ん中に位置しながらもEUに属さない永世中立国として生きる道を選んだスイスのユニークさがなかなか優れていると思えてきます。

2024/03/30

☆よいこ

児童書。分類514。大学で地質学を学んだ著者は鉄オタで新聞社特派員。スイス・アルプス山脈をつらぬく世界最長の鉄道トンネル「ゴッダルド・ベース・トンネル」の建設について書く。始発駅~終着駅に例え、アルプス鉄道の歴史に沿っていくところが面白い▽「スイス鉄道の父」といわれるエッシャーの苦悩と功績は大きい。「トンネル・ボーリング・マシン(TBM)」は巨大ワーム▽2016年開通式のセレモニーをYoutubeで見ましたw「アルプスの悪魔儀式」は一見の価値有りです。

2023/10/21

雨巫女。@新潮部

《私-図書館》世界一長いトンネルができるまで、苦難を乗り越え素晴らしいと思います。でも、まず青函トンネルに行ってみたいです。

2023/10/31

ちもころ

2017年2月開通間もないトンネルを特急に乗って通った。乗車中に撮った記念写真は、車外が真っ暗なため窓ガラスに写った自分の姿。チューリヒからミラノまで4時間、普通に楽しく過ごせた。 こないだ車で通った安房トンネルとかは火山に掘ったとか。SBBも道路公団も工事に携わった全ての人に感謝。

2024/02/16

(20230801,514)第9回子どものための感動ノンフィクション大賞最優秀賞。地質学的な話、高い技術と工事の大変さなど、かなり専門的。響いた子供が、地学・工学の道に進んでほしいという気持ちが、随所に表れていて、「へぇ」を何発も押したくなります。例えば、スイス政府からメールってすごいなとか、アパートからレマン湖の魚影まで見えるとか、開通式の踊りのヘンさとか、冗談が通じなかった話とか。(となると、地質学者でなくて読売の科学記者になりたいって思うか・・・)著者は多芸多才で、ドラマーでもありリズムの鬼です

2024/02/08

感想・レビューをもっと見る