虚人魁人康芳夫 国際暗黒プロデューサーの自伝
虚人魁人康芳夫 国際暗黒プロデューサーの自伝 / 感想・レビュー
caniTSUYO
康芳夫という虚業家が仕掛けたことを羅列するだけでこの本を読みたくなるし、面白さを保証するだろう。彼はソニー・ロリンズやトム・ジョーンズのライブを実現させ、モハメド・アリVSマック・フォスター日本初のボクシングヘビー級のマッチメイク、石原慎太郎を隊長にしてネッシーを捜索、インディ500を呼び、アミン大統領VSアントニオ猪木、人喰い虎VS極真空手を企画、家畜人ヤプーのプロデュース、人間とチンパンジーの混血児オリバー君を招聘etc…虚実皮膜の間で人生という暇つぶしをしている彼の半生は人間業でない芸術作品だ!
2011/07/11
海結
表紙からして胡散臭さ満載であるが内容も胡散臭くて最高に面白い。モハメッドアリからアミン大統領にオリバー君とネッシーなどプロモートしてきたのを列挙するだけで出鱈目で最高です。
2016/10/09
ホリエンテス
猪木vsアリ戦などを仕掛けた昭和の大物プロモーターの自伝。どこまで本当かわからんが、こんなメチャクチャなのが通じたのは昭和ならでは。今ならSNSで全て筒抜け、炎上だろうな。騙されてるだろうと疑いつつも物事に真剣になれた古きよき時代のお話。
2014/12/06
Akira Iijima
★★★
2013/01/24
Miho Haruke
ジャズ・ミュージシャンの招聘、大インド魔術団、異種格闘技試合(それも猪木vsアリ、極真vs人喰いトラ)オリバーくん招聘、カーレース日本開催、「ヤプー」の出版と、一つずつでもとんでもないことを次々とやり続けているかっこいい中国服姿の桁外れの「虚人」。本当かどうかなんてどうでもいい。今の日本で次はどんな暇つぶしをしてくれるのか、楽しみで仕方ない。
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