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資本主義卒業試験 (星海社新書)

資本主義卒業試験 (星海社新書)

資本主義卒業試験 (星海社新書)

作家
山田玲司
出版社
星海社
発売日
2011-10-26
ISBN
9784061385054
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資本主義卒業試験 (星海社新書) / 感想・レビュー

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佐島楓

ちょっと青臭いなーと感じる向きもあるかもしれない。けれど、この社会は欲望と矛盾のスパイラルにはまり込んでしまっている。私も自分の足元を見つめ直したほうがいいな、と現実に引き戻された。

2015/05/19

あちゃくん

新書版ですが小説仕立てで、資本主義についてやこれからの生き方について考えさせられるストーリーになっています。最後の話の落とし所については、若干の消化不良感があるけど、それは個々人で考えなければいけないなんだろうな。

2013/06/19

ツバメマン★こち亀読破中

先進国といわれ、経済的にも発展したにも関わらず年間3万人の人間が自ら死を選ぶこの国。ただ幸せに生活したいだけなのに「夢を持つこと」「成長すること」「勝つこと」を持続しなければならず、結局苦しみも増していくこの社会で何を信じて生きていけば良いのか…?「失ってはいけない3つのもの」を守って生きていく、という結論で資本主義を卒業したことになるのかは良くわかりませんでしたが、哲学を持ち自らの人生を愛していくことの大切さを痛感しました。

2015/05/04

ワダマコト

あ、これ山田さんの本だったのか。非属の才能読んだときはおもしろい!って思ったもんだけど、今回は可もなく不可もなく。というのも、資本主義についての本は星海社でけっこう出していて、ほぼもれなく読んできていたから、この手の話に実は慣れてしまっている。小説形式で、普段本を読まない層をターゲットにしているだろうから、"ライト新書"って感じが出ているし、これは相性の問題でしょう。お金についての本をあまり読んだことがない人ならばきっと示唆に富む内容になっていると思います。

2014/05/15

村越操

世界有数の裕福な国民なのに、毎年3万人と世界一自殺者が多い国。恐ろしいのは、普通に生きようとしても苦しい社会。独裁者もいないし、人権も尊重されているのにどうして満たされないのか?今では多くの人が気づいているこの閉塞感。何に希望と救いを求めれば良いのか。筆者の結論は「今まで自分を支えてくれていた考え方とか想いとかを一度捨てないと、何も見えない、何も聞こえない」そして、本当の成長とは「何もなくても笑えるような人間に近づくこと」だそうです。サクサク読めるけれど、決して書いてあることは軽くない良書、オススメです。

2012/08/17

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