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あなたは虚人と星に舞う (星海社文庫)

あなたは虚人と星に舞う (星海社文庫)

あなたは虚人と星に舞う (星海社文庫)

作家
上遠野浩平
serori
出版社
星海社
発売日
2013-01-11
ISBN
9784061389427
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あなたは虚人と星に舞う (星海社文庫) / 感想・レビュー

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うしこ@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)

友人と一緒に買い物にいくはずだったが、その友人からキャンセルのメールが入った。これからどうしようかと辺りを見渡すと、それは同じクラスの鷹梨杏子という少女で・・。「世界は星なり、星は虚偽なり、虚偽は敵なり、敵は空洞なり、空洞は人なり、人は世界なり」全6話。シリーズ第3弾。自分の存在意義について禅問答しているような、そんな印象が残りました。もし私が思春期の時にこの本に出会っていたら、グルグルと考え込んでしまいそうです。ちょっと小難しい一面もありましたが面白かったです!★★★★

2013/01/24

Yobata

ナイトウォッチ試作機ヴルトムゼストのコア,鷹梨杏子の心を安定させる為の世界に、味方であるはずの人類連合軍が襲ってくる。その陰には虚空牙があり…。ナイトウォッチシリーズ第三弾。今回は虚構の日常と虚空の現実共に、味方のはずのナイトウォッチが攻め込んできて、対する杏子も始めから日常を虚構と認識しており、境界線が曖昧に進んでいく。その曖昧さの中で杏子が世界に馳せる思いは苛立ち。嘘か本物か…戦う価値のあるものなのか…冬眠から目覚めてからは攻撃される故に機械的に戦ってきた杏子だけど、生死を彷徨った際に出会った→

2015/05/11

シュエパイ

中高生の頃に読んだこの不思議なシリーズのことを、今ゆっくり新装版で読んでみて、少しずつ腑に落ちてくる部分があるような。人類と遥かに異なるステージにある虚空牙が、人類最強と認識した少年のサンプルとの語らいが、一番好き。らしくあることを認め、覚悟を決めて歩き出す子たちの、力強さたるや。いつか必ず帰る日まで、この物語も今はページを閉じて、待ち続けていましょう。

2013/05/03

マリオネット・ブックマーク

上遠野浩平が描く本格SF、〈ナイトウォッチシリーズ〉第三弾。宇宙港にて、長きに渡って冷凍保管され眠り続けていたキョウ。彼女が久々に目覚めた時、攻めてきたのは虚空牙ではなく、よりにもよって味方であるはずのナイトウォッチだった。絶望的な状況と、常に心を占める苛立ちに両挟みになりながら戦い続ける彼女の運命は……? 今までの〈ナイトウォッチシリーズ〉と異なる点は、キョウが最初から偽りの世界だとわかっているところか。偽りの世界を守るためだけに戦うことに悩むキョウが最後に下す決断に、心動かされるものがあった。しかし→

2014/06/30

Yuji

ナイトウォッチ第三弾。見事に着地!堪能しました。

2014/10/31

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