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光待つ場所へ (講談社ノベルス)

光待つ場所へ (講談社ノベルス)

光待つ場所へ (講談社ノベルス)

作家
辻村深月
佐伯佳美
出版社
講談社
発売日
2012-06-07
ISBN
9784061828360
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光待つ場所へ (講談社ノベルス) / 感想・レビュー

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hisato

【図書館本】辻村深月さんの本は初でしたが、なんで今まで読まなかったかなぁ。"しあわせのこみち"と"チハラトーコ"は自分の中でかなりのツボでした。序盤は読みにくいように感じますが、話の展開の仕方が好きなのか綺麗に終わる締め方が好きなのかは分かりませんが。なかなか噛み合わなかったピースがカチッとハマった時のような気持ちですかね。今度はちゃんと買ってきてもう一度読み直します。

2017/08/21

ぺぱごじら

漫然と生きるのではなく、ある志向性を持って強く生きている人に『自意識』は欠かせないと感じます。自意識は他者を見下し排除しがちな『心の毒』ですが、それでも大切なものだと感じます。ただ毒は毒、抱えていては心を蝕むことになりますから、中和剤は必要です。ここに登場する懐かしい若者たちは、その中和剤をいかにしてみつけ、どういう境地に至ったのか。読んでいて身体が熱くなり心がざわつきながらも止まらない一冊。作品では『しあわせのこみち』ラストの一言では『チハラトーコ』が絶品。彼らの人生もぼくの人生も、まだこれからなのだ。

2012/09/28

夜梨@灯れ松明の火

再読…というか、ほんの10日前に単行本を図書館で借りて読んだばかりなのですが、新書には追加でもう1編挿入されているとのことで、ついつい購入。私にとっての辻村さんは、やはり直木賞の本よりも、断然「こっち寄り」だと再確認しました。どの短編もスピンオフですが、本編を読んでいなくても充分楽しめます。でも本編を読んだ後なら、感動の度合いが倍増する筈。チハラトーコに感情移入できなかった私としては、是非「スロウハイツ」をお奨めしたいです。「凍りのくじら」は再読したので、「冷たい校舎」も近いうちに読もうと思います。

2012/10/10

美紀ちゃん

どれも良い話でした。 田辺くんの自信たっぷりなところも、清水さんの才能あるのに自信のないところも、よくわかる。 「樹氷の街」も素敵なピアノが本から聞こえた。

2012/06/24

いしかわ

単行本には無かった'アスファルト'を読みたくて図書館で借りた一冊。冷たい校舎〜の彼だけど、あまり彼に重点をおいてその作品を読んでいなかったからか、ピンと来なくてショック。冷たい校舎〜での彼を、より知れて良かった。図書館で、辻村さんの所を見るといつも多くが貸し出し中で嬉しくなります。みんなに、辻村作品の温かさを知ってもらいたい。最初に手に取る時は、どうぞ 冷たい校舎の時は止まる からお願いします。その次→ロードムービー…辻村深月 順番で検索

2012/12/21

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