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辻村深月

辻村深月 写真:山口宏之
職業・肩書き
作家
ふりがな
つじむら・みつき

プロフィール

最終更新 : 2021-07-20

1980年、山梨県生まれ。2004年、『冷たい校舎の時は止まる』で第31回メフィスト賞を受賞しデビュー。11年に『ツナグ』で第32回吉川英治文学新人賞、12年に『鍵のない夢を見る』で第147回直木三十五賞を受賞。18年、『かがみの孤城』で第15回本屋大賞を受賞。著書に『凍りのくじら』『ぼくのメジャースプーン』『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』『島はぼくらと』『盲目的な恋と友情』『朝が来る』『傲慢と善良』など多数。

受賞歴

最終更新 : 2018-06-08

2004年
『冷たい校舎の時は止まる』第31回メフィスト賞
2011年
『ツナグ』第32回吉川英治文学新人賞
2012年
『鍵のない夢を見る』第147回直木賞
2018年
『かがみの孤城』第15回本屋大賞

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「読書メーター」×『ダ・ヴィンチ』第6回レビュアー大賞が開催! 『そして、バトンは渡された』『かがみの孤城』など、8作品が課題図書に

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 日本最大級の書評サイト「読書メーター」と『ダ・ヴィンチ』は、9月20日(月・祝)より、ベストレビュアーを決定するコンテスト「レビュアー大賞2021」を開催します。

読書ファン注目のレビューコンテストが今年も開催決定

 今年で6回目の開催となる「レビュアー⼤賞」は、指定の課題図書に投稿された読者レビューの中から「ベストレビュアー」を決定する企画です。

 昨年は、青山美智子の『木曜日にはココアを』を含む⽂庫8作品を課題図書とし、約1450件の応募が集まりました。

 今年の課題図書は、本屋大賞受賞作(2019年)で10月29日(金)に公開を控える映画も話題の瀬尾まいこ『そして、バトンは渡された』や、同じく本屋大賞受賞作(2018年)の辻村深月『かがみの孤城』をはじめとした合計8作品。

 レビュアー⼤賞本選では、課題図書8作品の各作品につき3名の優秀レビュアーを選出し、ユーザー投票でベストレビュアーを決定。「ベストレビュアー賞」として各1名(計8名)には10000円分、「優秀レビュアー賞」として各2名(計16名)には5000円分の図書カード(ネットギフト)が贈呈…

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他者を理解するために、「自分の常識」を振り返ってみよう。『琥珀の夏』/佐藤日向の#砂糖図書館㉒

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子どもの頃の記憶というのは不思議で、全て覚えているわけではないのに、断片的に印象的だった記憶が強く残っている。

幼稚園や小学校の頃の友達、先生の顔はハッキリ覚えてはいなくても、交わした会話や貰った言葉は、22歳になった今でも覚えている。

だが辻村深月さんの『琥珀の夏』という作品を読み終えたあと、今覚えている過去の記憶を、自分が美化せずに正確に覚えているか、自信がなくなった。

今回紹介する『琥珀の夏』は、子どもの白骨死体がかつてカルトと批判された〈ミライの学校〉の敷地から発見されるところから、物語が始まる。

弁護士の法子は、小学生の頃に参加した〈ミライの学校〉の夏合宿で出会った少女の遺体かもしれない、と胸騒ぎを覚える。出会いから30 年の月日を経て、〈ミライの学校〉で出会った彼女たちの運命の歯車が、事件をきっかけに再び動き出す。

本作は私がこれまで読んできたSFの要素がある辻村さんのミステリー作品とは少し違う、リアリティ溢れる夏特有の瑞々しさや、キラキラした綺麗な思い出を一冊に詰め込んだような、まさに『琥珀の夏』というタイトルがぴったりの作品だ。

私はこの作…

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「書いている私自身も“怖っ!!”となった」クライマックスのはずが、“ここからが本当のスタート”という展開に…!? 『琥珀の夏』辻村深月さんインタビュー

「書いている私自身も“怖っ!!”となった」クライマックスのはずが、“ここからが本当のスタート”という展開に…!? 『琥珀の夏』辻村深月さんインタビュー

 まだまだ進化するのだ、この人は。2018年本屋大賞を受賞した『かがみの孤城』やドラマ化&実写映画化された『朝が来る』などを代表作に持つ辻村深月が、2年3カ月ぶりとなる新作長編『琥珀の夏』を発表した。琥珀とは、樹脂が化石になることでできあがった黄金色の宝石のこと。その中には不純物が──映画『ジュラシック・パーク』では恐竜の血が──閉じ込められている場合がある。本作において閉じ込められているのは、主人公が小学生だった頃の、夏の記憶だ。30年後、その記憶の扉が開く。

(取材・文=吉田大助 撮影=山口宏之)

「これまでは“子供を書くか、大人を書くか”と、作品ごとにどちらか決めたうえで小説を書いていました。でも、デビューから17年いろいろな小説を書いてきたことで、子供の時間と大人の時間は地続きなんだなとつくづく思い知ったんですね。その感覚を大切にしたものを今回、書いてみたかった。子供たちのことをめいっぱい書きつつ、その子供たちが大人になった姿もめいっぱい書く。大人の主人公が子供だった頃の過去を見つめ直すのはどうかなと想像を膨らませていくうちに、大人にとって…

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「何色にでも染まれる」のはよいこと? それとも…!?『死刑にいたる病』/佐藤日向の#砂糖図書館⑫

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私は継続的に同じ人と長い時間一緒にいると、話し方や雰囲気が似てしまう傾向がある。 たとえば半年や一年単位でグループの活動をともにすると、無意識に歌い方が似てきたり、トークの波長が合うようになる。   その傾向は、今でこそ役者として"何色にでも染まれる"という意味で、良い個性とも捉えられるようになったが、中学生の頃、アイドルの活動をしていた際にマネージャーさんから 「何かひとつ個性となるものを身につけなさい」 と言われていたのをきっかけに、個性とは自発的に身につけるものなのか、個性を見つけるためには何をしたらいいのか、と悩みに悩んだ。今では、自分で個性を見つけられなくてもまわりが見つけてくれたらいい、と思えるようになった。   今回紹介するのは、身近な人に影響を受けたが故に、悲劇の道をたどった人たちの模様が書き綴られている櫛木理宇さんの『死刑にいたる病』という作品だ。

元々、高校時代に『ホーンテッド・キャンパス』を読んだことをきっかけに櫛木理宇さんを知ったのだが、今回初めて『ホーンテッド・キャンパス』以外の櫛木さんの作品を読み、…

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辻村深月さんと『かがみの孤城』を語るオンラインお茶会にご招待! 文庫化を記念したSNSキャンペーンがスタート!

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『かがみの孤城』上・下(辻村深月/ポプラ社)  直木賞作家・辻村深月による長編小説『かがみの孤城』(ポプラ社)が、2021年3月5日(金)に待望の文庫本が発売される。それを記念して、SNS上で「オンラインお茶会 with 辻村深月さん」への参加権が手に入るキャンペーンが実施されている。

『かがみの孤城』は、とあるきっかけで学校に通えなくなった中学1年生・安西こころを主人公とする物語。突然光りはじめた鏡をくぐり抜けたこころは、城のような不思議な建物に到着する。そして彼女は、自分と似たような境遇をもつ6人の少年少女と共に、謎に満ちた城を攻略していく。

 現実とファンタジーを織り交ぜながら、“不登校”というテーマに独自の視点で切り込んだ意欲作。ネット上では、読書好きの間で「つらい時に、こんな風に誰かと繋がれる場所、逃げ場があったらいいのになと思いました。登場人物みんなが愛おしいです」「後半、不意打ちのように泣かされました。学校や社会を生き抜くのに、気持ちを軽くしてくれるような気がする」「自分自身が中学生の時に出会えてたらよかったなぁと思える一冊」などと高…

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敬愛する作家さんが教えてくれた、夢への近づき方ーー『図書室で暮らしたい』/佐藤日向の#砂糖図書館⑪

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皆さんは今、"叶えたい"と望んだものを、どれくらい実現できているだろうか。   実現に至るまでにはまず、自分自身が何を好きで、何に全力になりたいかに気づく必要がある。 夢というのは叶えるのも難しいが、気づくことはもっと難しいことだと、私は思う。 夢を追いかけるきっかけや衝撃を何からもらうか、私たちは予想することができない。 だからこそ沢山の作品に触れたり、経験をすることが、大切になってくるのだと思う。   今回紹介するのは、辻村深月さんのエッセイ集『図書室で暮らしたい』だ。 作家さんの中で一番好きと言っても過言ではないくらい、私は辻村深月さんを尊敬しているのだが、この作品を読むことによって、私は辻村さんが紡ぐ言葉たちが好きなのだと、改めて感じることができた。   思い返せば、私の日常には常に本があったように思う。 小中学生の頃、休み時間に本の世界に入り浸り、授業の前にリアルに戻ってくる瞬間が少し寂しくて、私は好きだった。 本の世界に入る許可をもらえるのは読者の特権で、自分が特別な何かになれた気がした。 特に、読み終…

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時に人を癒し、時に人を突き刺す「言葉」の力『盲目的な恋と友情』 /佐藤日向の#砂糖図書館①

時に人を癒し、時に人を突き刺す「言葉」の力『盲目的な恋と友情』  /佐藤日向の#砂糖図書館①

学校というのは、私たちが普段生活している空間とはまた別の独特な空気感とルールが 存在する特別な場所だと思う。 例えば大人になると女性はメイクをするのが普通という認識になるけど、 大抵の高校ではメイクは禁止されている。 自分が大人になるにつれ、 なぜこのルールに従っていたのだろう なんて感じることはきっと "大人"になったみんなが経験することだと 私は思う。   『盲目的な恋と友情』は、 まさに子どもから大人へ移り変わる心情の変化が美しく、 そして残酷に描かれている作品だ。 だからこそ私が今大学生として、 そして役者として生活している中で、 この作品をふと思い出した時、 私を冷静にしてくれる。 『盲目的な恋と友情』は、タイトルの通り恋に対して、友情に対して、まるで砂時計の砂が落ちるようなスピードで徐々に、そして確実に周りが見えなくなっていく執着と破滅が詰め込まれた物語。 前半は「恋」、そして後半が「友情」の構成になっていて、二人の主人公の視点で徐々に人生が壊れていく様子が描かれている。 元タカラジェンヌの娘で容姿端麗な女の子と、自分の容…

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生駒里奈、過去のいじめを乗り越えたからこそ「伝えるのが私の役目」――『かがみの孤城』主演舞台はじまる!

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 2018年本屋大賞にも選ばれ、現在では『ウルトラジャンプ』でコミカライズが連載中。かつて救われたかった大人たちも、今まさに救われたい子どもたちも、虜にし続けている辻村深月さんの小説『かがみの孤城』(ポプラ社)が、このたび舞台化されることとなった。手がけるのは、長年、演劇集団キャラメルボックスの脚本・演出をつとめてきた成井豊さん。辻村さんは、自身の書く小説には成井さん影響があると公言し、『スロウハイツの神様』舞台化の際は全幅の信頼をおいていた。ファンの期待も高まるこの舞台、主演をつとめる生駒里奈さんとともにお三方での鼎談を行っていただきました!

『かがみの孤城』についても語った、辻村さんと成井さんの対談 『かがみの孤城』刊行時の辻村さんインタビュー 『かがみの孤城』のあらすじがわかるレビュー

乃木坂46の「君の名は希望」に近いものがある

辻村深月(以下、辻村) 主人公のこころをはじめ、『かがみの孤城』に出てくる7人の中学生はみんな、なんらかの理由で教室に行けなくなってしまった子たち。学校を休むというのは逃げる選択をしたと思われがちですが、私の中では…

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