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大人問題: おとなはがのもんだい

大人問題: おとなはがのもんだい

大人問題: おとなはがのもんだい

作家
五味太郎
出版社
講談社
発売日
1996-11-01
ISBN
9784062082754
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大人問題: おとなはがのもんだい / 感想・レビュー

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♪みどりpiyopiyo♪

「要は、子どもが充実して生きてゆけるために、大人の存在がどの程度役に立つか、あるいは一歩下がって、大人の存在がどの程度少なくてすむかということです。大人の充足のために子どもがどの程度役立つか、あるいは使えるかを問うた時代はもう終わりにしていいと思います。」

おもしろい、なるほど!と思うところもたくさんありましたが、個人的には、読めば読むほどテンションが下がりました…(; ̄ー ̄A 言いたいことはわかりますが、現実的にどうするの…と思ってしまったり、五味さんが子どものころ個人的に嫌だったことを批判的に書いてるだけのような内容もあったり…。数年後に出された似た表紙の絵本には、落合恵子さんの解説がついているようです。解説が良かったというコメントがあったので、そちらを読みたかったです。(市内の図書館には無さそうですが)

2015/05/15

kazu_tea

本を読みながら声を出して笑ったのは久しぶり。同じように思えるところも疑問に感じるところもありましたが、ガツンガツンとパンチの効いた物言いで面白く読めました。世間の常識に捕らわれ過ぎず、人生サボらず、もっと自分の頭で考えなさいよ、と気合いをもらったような気がします。

2012/11/27

かえなつ 

大人の都合、考え方で、子供に向き合っていませんか?といった提唱ですかね。確かに色々思い当たるところがあるような…。『男+女=◯◯』の答えが出てくる子は確かに即卒業かも(笑)。理想論のような気もしますが、接し方を考えるきっかけになる1冊でした。

2020/02/02

あいひさん

五味太郎さんの語りかけるやうな皮肉が、たまに笑ひを誘ふ。教育に携はる方々には、須く読んでいただきたい。教師たちだけじゃなくて、子を持つ親たちにも読んで欲しい。と云ふか、教育を受ける子供たち自身も、本書を読んで大人たちに対抗する術を身につけて欲しい。此れ程迄に子供の味方ならば、五味太郎さんの絵本があんなにも素敵なのは当然だらう。本人は本文中、子供が好きなのではなく人間が好きだ、みたいな事を云ってゐたけれど、いや、あなた、子供大好きでせう。此れだけ書いといて、もう誤魔化せませんよ。

2017/01/29

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