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閉ざされた心との対話 (心理療法の現場から (上))

閉ざされた心との対話 (心理療法の現場から (上))

閉ざされた心との対話 (心理療法の現場から (上))

作家
河合隼雄
出版社
講談社
発売日
1999-05-01
ISBN
9784062097109
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閉ざされた心との対話 (心理療法の現場から (上)) / 感想・レビュー

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NOBU

心理療法の実例を一般向けに紹介する本。 人の心の不思議さに目を見張る。

2011/10/11

ムーミン2号

心理療法の現場でどんなことが行われているかを一般の方々にもわかる形で紹介するため、河合さんが心理療法家にその経験を話してもらう、といういわば心理療法家による心理療法家へのインタビューであるのだが、もちろん、はぁ、そんなことがありましたか、だけで終わってはいない。9人の心理療法家の経験はクライエントの性別も年齢も様々であるが、彼らが極めて優れた心理療法家であることは河合さんの対談後のまとめからも伺える。同時に、時にはその方々が河合隼雄というまたとない心理療法家にカウンセリングを受けているようでもある。

2018/01/09

ぼんくら

カウンセラーとして現場で活動されている方との対談集。スクール・カウンセラー、大学の学生相談、周産期センター、箱庭療法、不登校、沖縄、神戸震災後など、様々な事例を通して実際のカウンセリングの様子を知ることができる。

2014/10/22

紅葉

母からもらった本。対談形式で読みやすかった。学生さんなどの話が多く、今読みたい話とは違ったけれど、ひたすら聴くことの大切さは同じだと思った。印象的だったのは、[慰めるというと、いかにも励ましているようだけれど、実は話を終わらせている。]というくだり。そういう考えが頭になかったので、ちょっと驚き。それと悲しみが癒えていない人に[落ち着きましたか]ということも、逆に傷つけてしまうことがあるのだと。義妹が訪問看護の人に[落ち着きましたか]と聞かれて傷ついていたのを目の当たりにしていたので。参考になりました。

2018/02/03

うみ

頭で考えるとどこか無理がある。イメージの持つ力は大きい。浮かんでは消えるその場限りの生成を、捉え、捉え直すこと。その過程。

2023/10/31

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