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月冠の巫王

月冠の巫王

月冠の巫王

作家
たつみや章
東逸子
出版社
講談社
発売日
2001-12-13
ISBN
9784062110556
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月冠の巫王 / 感想・レビュー

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Hideto-S@仮想書店 月舟書房

地上に生まれた神の子は、争いを呼ぶと同時に争いを平定する運命を生きた。父神から「オオモノヌシ」という新しい名をもらった少年は、祈りを力に変える術を獲得したが、憎しみの心はやがて穢れた力となって使い手さえも呑み込んでしまう。翡翠色の瞳が血の色に染まる時、白い大蛇はひたすらに血を求めて暴れ出す。愛する女性や友にも危機が迫る。縄文から弥生に移り変わる【幻の千年紀】を描いた古代ファンタジーの最終章。『守り人』シリーズは、文庫化されて児童書の棚から大人の読者を獲得していった。この本も体裁を変えて出版して欲しい。

2015/09/27

いいほんさがそ@蔵書の再整理中【0.00%完了】

**古史古伝・4巻《完結》**時は縄文末期…悠久の平和が破られ、ついに血で血を洗う戦乱の時代が訪れた!弥生人と縄文人…信ずる神も、言葉も、生活様式も、何もかもが異なる二つの文明…。人間は、この醜い業から脱することはできないのか!?(紹介文・他より)――感動の古代史ファンタジー。ついに完結!著者の深い教示が魅せる、実に味わい深い物語でした…。 ⇒続き

2013/12/20

MA

ついに、最終巻。当たり前になっていて、普段考えてないけど、当たり前じゃないことがたくさんあることを気付かされる。色々な命を頂いて、生きているんだなあ。縄文時代の暮らしに、興味が湧きました。様々なエピソードはとても楽しく読んだけど、詰めの甘さ?のようなものが気になった。まあ、そこは児童書だし!ということかな?クライマックスの戦いは、何だか釈然としなかったです。もっとポイシュマ・ワカヒコで何かあると期待してたけど。

2019/01/24

花宴

月神シリーズ第4弾。完結。終了が名残惜しいシリーズです。キャラクターが魅力的で、ポイシュマ、ワカヒコはもちろん、未熟な二人を見守るムラの大人達が人間のお手本のような人達ばかりで驚きました。たくさん登場する脇役も個性豊かで生き生きとしているのが印象的でした。児童書ですが大人にもおすすめです。

2017/02/18

ときわ

確かにカムイたちは最初から出てきていたので、最後まで登場するのは当然かもしれないけれど・・・・。人間たちの交渉とか戦いが、最後の最後でめちゃくちゃ大きな力でねじ伏せられたということだよね。やはり人の力だけでは解決することが出来なかった。現代の世界情勢を考えると暗い気持ちになる。私たちの世界にはもう神はいない。もめごとはキリがないのに。

2019/07/02

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