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カタコンベ

カタコンベ

カタコンベ

作家
神山裕右
出版社
講談社
発売日
2004-08-07
ISBN
9784062125352
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ジャンル

カタコンベ / 感想・レビュー

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モルク

洞窟探検ケイビングにより、黒姫山麓マイコミ平の未知の洞窟に調査に入った一行は、天候の急変雨水により壁が崩れ洞窟内に取り残される。洞窟の構造もわからず、浸水していくなか、またもや岩石が落下、リーダーを失う。チームの一人に因縁を持つ東馬が単身救助に向かう。殺人などサスペンスでもある。B級映画のようであるが、テンポもよく引き込まれる。第50回江戸川乱歩賞受賞作。荒い感じは確かにあるが、こういう作品は好きだ!

2021/06/21

ゆみねこ

神山裕右さん、初読み。黒姫山の麓、マイコミ平の洞窟に閉じ込められた5人。水没の危機にある洞窟に単身救助に向かう男。暗い洞窟に白骨遺体、まさにカタコンベ。ハラハラドキドキ、一気に読了。「サスツルギの亡霊」が話題になっているのでそちらも読んでみたい。

2019/04/20

yukision

洞窟を舞台にした冒険ミステリー。犯人を推測するのはそれほど難しくない上に動機も弱く感じたのでミステリーとしてはいまいちだったが、洞窟の探検は山岳小説とは違う魅力があり、冒険小説として楽しく読めた。

2021/08/09

jin

さすが江戸川乱歩賞。期待通りのワクワク感。事件は荒いけど、洞窟からの脱出という筋で読ませる。ケイビングというのもなかなかいい素材。鍾乳洞の魅力は今ひとつ理解できないので、そこは山岳と違って、行ってみたいともやってみたいとも思わなかった。詳しく検討すると粗がでてくるので、深く掘り下げず、今後に期待を寄せるのがよろしいかと。

2019/05/09

KEN301

暗い所と狭いところが辛くて嫌いなので、とてもスリリングに読むことができました。潜水艦も宇宙船も好きなのに、狭い所と暗いところは嫌いなんです。主人公の行動に、止めといた方がいいのにと何度思ったことか。手に汗かきました。

2018/02/19

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