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スリジエセンター1991

スリジエセンター1991

スリジエセンター1991

作家
海堂尊
出版社
講談社
発売日
2012-10-25
ISBN
9784062179539
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スリジエセンター1991 / 感想・レビュー

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まゆちん

ブラックペアンシリーズ完結編。天城の思い描くスリジエセンターは完成するのか?結論はシリーズを読んでいる人なら簡単に想像できるが、そこに至るまでのストーリーが凄まじい。権益・権力闘争の渦中にあって、一番医療に純粋なのは天城であって、高階や黒崎、藤原看護師の見方が少し変わった。そういう時代があって今の物語につながるとは思いつつ、少し複雑な気分。ラストは衝撃だったけど、そこから「極北」の世良に辿り着く過程に何があったのかは本書で解決出来ず。。。それにしても、大学病院って怖いとこ!!

2014/06/07

とら

余韻が嫌でも残る。今まで読んできた海堂作品の中で一番面白かったと断言出来る。ブラックペアンシリーズ完結。時系列的にこのシリーズが一番古いという事はここが原点ということで、ここから順に海堂作品を追ってみたい気もする。図書館や友達に借りたのも多いので、自分で買い集めてでも。決まって感動する場面があって、それは手術が成功した後だ。でもそれはこの作品に限る。天城先生があんな姿を見せたってだけで感慨深い。どんな先生でも手術は怖いのだ。”常に死神の散歩道と隣り合わせだ”不思議と天城先生の味方になってしまっていた様だ。

2013/12/01

hiro

『極北ラプソディ』を読んで、世良、速水、花房の三人の関係を知りたくて、このブラックペアンシリーズ完結編を読んだ。それにしても、桜宮サーガのメンバーがたくさん出てきた。天城、世良、速水、高階、佐伯、黒崎、垣谷、渡海、花房、藤原、猫田、坂田・・。少なくとも前作や海堂作品を読んでいないと、なかなか理解がしづらい作品だと思う。あの天才天城も術死を恐れることでは、手術の怖さを感じることができた。そして、なぜ世良は東城大学の本流から外れてしまい花房とも分かれたのかが明らかになったが、やはり高階、藤原の二人は怖かったw

2013/01/12

パフちゃん@かのん変更

ブラックペアン、ブレイブメスの続き。天才Dr.天城雪彦氏がカッコいい。難問を次々解決する素晴らしい頭脳と、天才的な手技。今回はとても人間的な弱さも見られ、魅力的なキャラクターである。お金がどうのじゃなくて、海堂ワールドで一番魅力的。フランス語を覚えたくなった。あの結末は残念でならず涙した・・・。Dr.世良の今後に期待する。ジェネラル速水の活躍はこの時だったのか・・・とか、Dr.高階の若い頃も知って面白かった。表紙が秀逸。

2013/06/07

ダイ@2019.11.2~一時休止

バブル三部作その3。完結編。高階が完全に悪役になっており、読後感が悪い。なにが彼にそうさせたの?。

2014/04/17

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