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海堂尊

職業・肩書き
タレント・その他
ふりがな
かいどう・たける

プロフィール

最終更新 : 2018-06-08

1961年、千葉県生まれ。2006年、『チーム・バチスタの栄光』で第4回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し、デビュー。自身の専門である医療の世界を題材とし、主としてミステリーを中心に多数の作品を発表し続けている。主な著書に『輝天炎上』『モルフェウスの領域』など。

受賞歴

最終更新 : 2018-06-08

2005年
『チーム・バチスタの栄光』第4回このミステリーがすごい!大賞
2008年
『死因不明社会』第3回科学ジャーナリスト賞

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 編集部は北向きで、窓は積み上げた雑誌の山で半分ふさがれ、いつも黄昏時のような感じがする。おまけに今年は例年より梅雨が長いようで、窓から見えるのはどんよりした曇り空だ。  それにしても、どうしてこの編集部は、お祭り屋台の焼きそばの匂いがするのだろう、と不思議に思っていると、目の前の中年男性が上目遣いであたしを見た。  イヤな予感しかないシチュエーションだけど、あたしは避けることができない。フリーの身としては、公共機関がバックについている雑誌からの依頼は大切な飯の種だ。  忙しく扇子をあおいでいる編集長は、額の汗を拭くとおもむろに口を開く。 「というわけで、まひろちゃん、いつも頼んでいるこのコラム、今回は三回分を三週間で仕上げてくれないかなあ」  いきなりそんな風に切り出されて、何が“というわけで”なのか、さっぱりわけがわからないままに、あたしは言い返す。 「編集長の無計画さと人使いの荒さにはいつも呆れますけど、今回は特に酷いです。コラム連載『その人を偲ぶ』は、亡くなった伴侶の思い出の品について語ってもらう企画…

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医師と作家の顔を持つドンファンに愛された女たちの切なる願いとは? 海堂尊の書き下ろし最新作『阿修羅のいる風景』が公開!

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写真提供=Getty Image 「チーム・バチスタ」シリーズほか、数々のメディカルエンターテインメント小説が人気の作家・海堂尊氏。最近も『ブラックペアン1988』がドラマ化され、大きな話題となった。著作のほとんどは、東京近郊の架空都市「桜宮市」を中心とした世界の中で時代を越えて展開し、登場人物たちも交錯している。海堂氏は、Ai(オートプシー・イメージング:死亡時画像病理診断)の提唱者であり、その重要性が描かれている作品も多い。

 そんな海堂氏の書き下ろし最新作『阿修羅のいる風景』(全5話)が、JTが運営するWEBサイト「ちょっと一服ひろば」で公開される。一話については、特別に「ダ・ヴィンチニュース」の特設ページでも読むことができる。

 物語は、とある雑誌の編集部から始まる。

「というわけで、まひろちゃん、いつも頼んでいるこのコラム、今回は三回分を三週間で仕上げてくれないかなあ」

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 海堂尊『アクアマリンの神殿』は奇妙な成り立ちを持つ小説だ。海堂の小説はすべて同じ世界観の中で書かれており、当然のことながら作品相互にも関連がある。同じ登場人物が複数の作品に顔を出すのである。1冊を読むとさらにもう1冊を読んでどのように世界が広がっているのかが知りたくなる。そこが大きな魅力でもある。  ところが1つの問題が起きた。複数の作品に顔を出す佐々木アツシというキャラクターについて矛盾が生じてしまったのだ。  こっそりと修正して辻褄を合わせる手もあるが、海堂はそうしなかった。あっと驚くアイデアで小説を書き、矛盾を是正してしまったのである。それが2010年に発表された『モルフェウスの領域』(角川文庫)だ。『アクアマリンの神殿』はその続編に当たる作品である。主人公は佐々木アツシ、桜宮学園中等部3年に在籍する学生であるが、同時に桜宮湾に存在する未来医学探究センターのたったひとりの職員でもあった。彼には級友の誰も知らない秘密があるのだ。

海堂 尊 かいどう・たける●1961年、千葉県生まれ。2006年、『チーム・バチスタの栄光』で第4回「このミステ…

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 「『破境者』とは海堂さんが『外科医須磨久善』で須磨を称した言葉だが、自分自身もそう位置付けていると思われる。『破境者』は新旧世界の国境を破壊して二つを融合し、古くさい権威に根拠がなかったことを露呈する。デビュー作『チーム・バチスタの栄光』は遅々として進まないAi(死亡時画像診断)と死因不明社会への怒りから生まれた作品だ。    医学界内部からでは硬直化した体制は打破できないと海堂さんは知略をめぐらした。そこで、ミステリーという異世界からゆさぶりをかけ、壊す手に出たのだ。それは自らの作品においても同じ。やすやすと境界を破壊し、毎回、新しい試みに挑戦している。    挑戦を自在にしているのが「桜宮サーガ」。架空の都市・桜宮市を核に置いたクロニクルを描くことで、多彩な群像劇、ヒューマンドラマの創造を可能にした。それに加えて、「破境者」というキーワードも意識して読んでみてほしい…

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