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うつに非ず うつ病の真実と精神医療の罪

うつに非ず うつ病の真実と精神医療の罪

うつに非ず うつ病の真実と精神医療の罪

作家
野田正彰
出版社
講談社
発売日
2013-09-12
ISBN
9784062184496
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うつに非ず うつ病の真実と精神医療の罪 / 感想・レビュー

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プラゴミの精

自殺対策が自殺を増やしているという衝撃。うつかもしれないと思ったら早めに受診で精神薬中毒にされる。発達障害も早めに受診で薬を処方される。精神科不信になる。

2021/10/05

yamaneko*

うつと診断されるやいなや、大半がすぐに投薬されてしまう現状は、とてもこわいですね。

2013/11/21

030314

「自殺した人の約7割が精神科を受診していた」これに対し医学界の反撃は「がんで亡くなった人も約7割はがん専門医を受診していた」思わず、笑ってしまった。「絶句するしかない」と著者は言っている。本の中に紹介される医療機関の患者への仕打ちはちょっと信じがたい。つくづく、自分は精神科を受診しなくて良かった、と思う。「うつ状態は自然に治ります。」に賛成。

2017/08/09

Uzundk

うつ病というラベリングによって、様々な問題が個人へと押しつけられたという話。誰にだって不調なときはある、それを自殺やうつ病の恐怖感を煽ることで精神科へ送り、正しい診療も診察もないまま薬を飲み、その副作用で更に体調を崩していく...。ポップ心理学と同じく、問題を個人に押しつけることで、問題をなかったことにしてしまう。その便利なラベルのひとつとしての"うつ"の実態。陰謀云々のようなものはさておき、自分をコントロールすることを手放すとそうなってしまうという事だと理解した。

2014/10/23

今まで何となくうつは早期治療がいいんだろうなぁと考えていたが、それを根底から覆すかなり衝撃的な内容が書かれている。読後は精神医療や製薬業界を見る目が変わってしまう可能性が高い。しかし何事も一方的な意見を鵜呑みにするのは危険なことなので、次は著者の説に真っ向から反論しているような本を是非読んでみたい。うつ病を特定の個人だけの問題にするのではなく、その人をうつ病にしてしまった社会にこそ原因があるという考えには賛成。

2013/12/28

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