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画本 風の又三郎

画本 風の又三郎

画本 風の又三郎

作家
藤城清治
宮沢賢治
出版社
講談社
発売日
2014-01-24
ISBN
9784062185738
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画本 風の又三郎 / 感想・レビュー

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パフちゃん@かのん変更

藤城清治氏の影絵がとても美しい。このお話は昔読んだことがあるし、TVで劇かミュージカルのようなものも見たことがあるが、綺麗な絵本になったことで主人公の又三郎が赤毛だったこと、9月1日に北海道から引っ越してきて11日にまたどこかへ行ってしまったこと、色々なエピソードがくっきりと分かった。影絵が本当に綺麗で藤城氏が90歳とはとても思えない。なんと幸せな人生だろうか。

2014/03/22

Gummo

宮沢賢治「風の又三郎」から18の名場面を選び出し、影絵にした作品集。原作は一部しか掲載されていないけれど、影絵を見ているだけでその作品世界の全てが伝わってくるよう。幻想的な色づかいが素晴らしい。大型なので見応えも十分。あとがきに制作風景が写っているのだけれど、藤城さんの仕事を愛猫が見守っている様子が微笑ましい。★★★★☆

2014/02/26

kawa

那須の藤城清治美術館で原画と供に鑑賞。氏のメルヘンチックな造形は、やや苦手感もあったのだが、こちらは、氏と宮沢賢治の世界が絶妙にコラボーレトして、思わず見いり堪能しました。同時に、本作が80代ほぼ1年かけての作(94歳の今も健在だそうな)というのもビックリ!私の持っているガイド本には、何故か掲載されていないこの美術館。「清水寺」や「大曲の花火」等は、息をのむ美しさとボリューム。お勧めです。

2018/07/12

Kikuyo

野原の場面は、どの絵も風が渦巻いて流れている様子が原作の世界を感じさせる。 子供たちのイキイキとした様子、三郎のガラスのマント、青い栗の木の影、風や雨や霧といった賢治の世界は、 藤城さんの圧倒的なイマジネーションの世界と出会うことで 何倍にも魅力を増していく。「風の又三郎」の魅力を再発見できた、藤城さんの世界観が広がる本当に美しい1冊。

2017/10/06

みずたま

もう、素晴らしいの一言です。なんと藤城氏90歳の作品。是非手にとって見ていただきたいと思う‼︎ 物語の方はダイジェストになっているので、宮沢賢治が苦手な方でも大丈夫かと思います。

2015/10/29

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