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藤城清治の旅する影絵 日本

藤城清治の旅する影絵 日本

藤城清治の旅する影絵 日本

作家
藤城清治
出版社
講談社
発売日
2015-11-12
ISBN
9784062196147
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藤城清治の旅する影絵 日本 / 感想・レビュー

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Mijas

藤城さんが70年間描きつづけてきた日本の自然や風景を集めた作品集。旅の手記もあり「日本全国行けるところに行って、日本の美しさ、生きる喜びを表現したい」という藤城さんの想いが伝わってくる。影絵では、和洋折衷の建物も素敵だが、日本の原風景、伝統的な町並みや祭り、そこに息づく人々もまた味わい深い。岩手の宮沢賢治の世界。静岡の茶畑。尾瀬のミズバショウ。神宮の森。長野「流響」「白樺湖の四季」。影絵芸術とも言うような、職人が織り上げる織物のよう。印象的だったのは「高千穂峡」「足摺岬と椿のトンネル」の宝石のような光。

2016/10/16

greenish 🌿

(再読)光と影を操る影絵作家:藤城清治氏が日本各地を歩き、観て、感じた情景150作品を収めた画集 ---90歳を超え、病を得てもなお、作品を創作し続けている藤城清治さんの≪手≫を、そっとわが手で包みたくなるような衝動に駆られます。まばゆいばかりの”光”、その光に寄り添う”影”には、藤城さんの枯れることのない活力と、慈しみ深さが溢れています。日本人の誰もが持っている、故郷。故国。その美しさ・豊かさ・歓び・哀しみ・希望が刻まれたこの画集に出逢えてよかった。この先もずっと、心の滋養になってくれることでしょう。⇒

2017/07/28

けんとまん1007

2022年の1冊目はコレと決めていた。藤城さんの眼と心を通してみた日本の姿。ここにあるのは、歴史・文化・伝統と営みを続けてきた人々の思い。写真や映像で見るよりも、はるかに、その本質が描き出されているように思う。随分前になるが、昇仙峡の影絵美術館を訪れた時のことを想い出した。また、行きたくなった。

2022/01/01

hiro

藤城清治さん 素晴らしいです。なんて魅力的な方なのだろう。愛情に溢れていて 少年のような真っ直ぐな心で見る日本はなんて美しいのだろう。こびとに案内されて藤城清治さんの見た美しい景色を見せてもらいました。ぜひ多くの方々に見てほしい 感じてほしい。私たちの住んでいる日本の素晴らしさを 美しさを。「北海道/光彩陸離」「長野/白樺湖の四季」いつか実物を見てみたいです。90歳の時に入院された病院で描かれた絵と言葉が胸に響きました。真っ直ぐな心で感謝の気持ちで生きていきたいです。藤城清治さんありがとうございました。

2016/06/26

ちゃこばあ

影絵が夢のように美しいことはもちろん、藤城氏の沢山のデッサンや手書きメッセージもあって心打たれました。作品だけでなく藤城清治氏が日本人の宝物と感じます。みんなに見て欲しいな!

2016/08/04

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