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「家族」という名の孤独 (講談社+α文庫)

「家族」という名の孤独 (講談社+α文庫)

「家族」という名の孤独 (講談社+α文庫)

作家
斎藤学
出版社
講談社
発売日
2000-09-20
ISBN
9784062564618
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「家族」という名の孤独 (講談社+α文庫) / 感想・レビュー

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morinokazedayori

★★★★★家庭内のモラハラやDVについての理解が深まる。著者は男性精神科医。DVが被害者とその子供に与える影響について、女性の立場からだけでなく、本書のように男性の側からも客観的に捉え、周知に努めてもらうことは、DV問題をなくしていくことに非常に大きな力となると感じた。

2019/04/18

「人は少々ブルーな気分で、適度な寂しさを抱えながら生きるのがいい」ああ、これでいいんだ、完全に補完される必要なんてないんだ。登校拒否、引きこもり、広義の家庭内暴力、虐待、育児放棄、依存症、アダルトチルドレン、20世紀末の心の闇が顕在化する2010年にもこの本は存在意義を強めている。

2010/08/04

サラ.K

けっこう強気な本。このごろソフト化した表現に逃げている気がする精神系の本の中では読み応えがあった。 必要以上に家族を背負ってしまうのは問題だな。

2012/10/20

roomy

ためにはなるが私には必要ないかな。けど一度は読んだほうがいいのかも。私は依存することも反抗期もなくすくすく育った。子供達も反抗期はまだない。思ったことは口にして喧嘩もするけど仲直りも早い。親の見せる姿がまともじゃないと子供もまっすぐ育たないのかな。世の中にはすごい環境で育ったり変わった関係だったりする親子、夫婦、家族がいるんだと驚いた。私はとても幸せな生活してるんだな。家族に感謝。

2011/11/18

noémi

恐ろしいことが家の中で黙々を行われていたのだな~。うちもまぁ、いってみればちゃんと機能しているかどうか、とても心もとない家族なので。読む作業ですら辛かったけど、自分のこと、家族のこと少しはキチンと考えられたのでよかったです。 人間は、多少「虚無感」を感じてブルーになっていたとしても、「人のために滅私奉公するのでなく」 自分のために生きるのが人にも自分にも非常に大切なことなのですね。

2011/07/01

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