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ナニワ金融道 ゼニのカラクリがわかるマルクス経済学 (講談社+α文庫)

ナニワ金融道 ゼニのカラクリがわかるマルクス経済学 (講談社+α文庫)

ナニワ金融道 ゼニのカラクリがわかるマルクス経済学 (講談社+α文庫)

作家
青木雄二
出版社
講談社
発売日
2003-01-20
ISBN
9784062566926
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ナニワ金融道 ゼニのカラクリがわかるマルクス経済学 (講談社+α文庫) / 感想・レビュー

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ジェンダー

ナニワ金融道は読んだことがあるしその本を題材に書かれているので読みやすくわかりやすかったです。マルクスという名前は知っていてもどういった本を書かれているかまたどういった本を書かれているかを知らなかったので良かったです。それだと変に堅苦しい本を読むよりこの本を1冊を読んだ方が早いような気がしますしニュースで言われている経済ニュースなども理解しやすいように思います。確かに学校でお金のことを教えない。自分達が都合のいいように使えるようにするためのような気がします。いろんな例を使っているのが良いです。

2014/09/16

vinlandmbit

再読完了。大学時代、研究室の移設に伴い研究室に眠っていた本を頂ける際に手に入れた本の中の一冊。著者の代表作「ナニワ金融道」の話をベースに、お金とは何か?資本主義について論じている。私自身はアンチ資本主義でもなくマルクス経済学万歳でも無いけども、著者のマルクス経済学に対する熱意が嫌み無く伝わってくる。まあ、そういうマルクスうんぬんをさっ引いても、ナニワ金融道で著者が何を伝えたかったのかが分かる点で最良の副読本かと思います。

2014/08/15

白義

恐らく、青木雄二は日本で最も成功したマルクス主義者である。それも、学者的な理屈ではなく、ハートのところでマルクスの看破した資本主義の惨さ、貧困者の境遇に心底共感した、という点において、最も忠実なマルクス主義者である。日本の左翼に欠けていた何かをこれほどまでに体現した左翼も存在しない。本書は青木雄二がマルクス経済学に再び血を通わせた、資本主義を理解するための最高の入門書の一冊であり、青木雄二の思想的主著である。ただし、もちろん青木雄二は漫画の方がこれよりさらに素晴らしいのだけど

2012/09/14

すべから

資本論を下地に資本主義の問題点をピックアップしてボロクソに叩いている。そりゃ理想通りにいけば共産主義のが良いけど、形にするのが資本主義よりよほど難しいし、腐敗もしやすいんじゃなかろうか。

2016/11/20

Hirouch

ブルジョアは労働者から搾取することでしか利潤をあげられない。 つまり、利潤とは労働者が搾取されている額である。ふーむ、なるほど。 資本家は、労働者が欲しがりそうなものを餌にして、いつも、低賃金 で重労働をさせてきたのだ。ふーむ、なるほど。マルクスの主張を、舞台を現代の日本に移した上で、独自の視点を加えつつ、自らの漫画のシーンを使いながら噛み砕いて説明していく手法は面白かったです。けれど、それだけと言えばそれだけ。何か、現状を打破できそうな、新しい気付きを与えてくれるような本ではなかったです。

2016/10/13

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