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QED 諏訪の神霊 (講談社文庫)

QED 諏訪の神霊 (講談社文庫)

QED 諏訪の神霊 (講談社文庫)

作家
高田崇史
出版社
講談社
発売日
2011-08-12
ISBN
9784062770163
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QED 諏訪の神霊 (講談社文庫) / 感想・レビュー

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gonta19

2011/8/15 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。 2021/8/16〜8/20 QEDシリーズ。今回は諏訪の謎に挑む。 諏訪大社の祭神が建御名方神で、出雲の国譲りの際に諏訪に逃れてきたことや、御柱祭が行われること、冬の御神渡りくらいは知っていたが、あまり馴染みのない諏訪大社の謎に挑むタタルと奈々。訪れた諏訪の地で奇妙な連続殺人が発生。両方の謎を諏訪の謎に絡めて解き明かす。なかなか良くできたストーリー。

2021/08/20

ポチ

何故、諏訪大社は上社と下社に別れているのか?何故、神そのものの御柱を直接地面につけ引き摺るのか?何故、御頭祭では鹿の頭が捧げられるのか?読めば読むほど何でだろうが増えたけど…。タタルの薀蓄(謎解き)には驚かされました。それを踏まえて訪れてみたいです。

2016/12/24

佳乃

諏訪の謎。凄く奥が深すぎて読んでいても1回では理解し難い。また、やはりここでも事件。けれど、タタルたちの旅行に現地でタタルの同級生と知人(麻紀と由美子)との同行。現地人と第三者としての目だと捉え方が違うから見えてくるものが違うから面白い。ただ、タタルの話に鼻であしらうかのように笑い、あぁまでも剥きになる麻紀を見てなんか怪しい・・・と思っていたら「そうきたか」ってな感じでした。『怨念』とは恐ろしい。さてさて、タタルと奈々は今後どうなるのかな。

2017/09/20

とも

★★★☆諏訪御柱祭の謎解きという歴史ミステリーと、並行して現代で発生する殺人事件というミステリー二段構えの構成はいつもと同じ。そうして、歴史テーマがドメスティックでマイナーな時には、現代ミステリー色が濃くなるのもひとるのパターン。そういった意味、御柱については、山の急斜面を巨木に人が乗って落ちてくるくらいしかイメージがない一地方の祭りであるため、歴史的ミステリー的に多くは期待をしていなかったのが、それなりには面白く読める作品であった。それよりかは、あとは出雲と伊勢を残すのみ。ただただ、愉しみである。

2018/04/08

poke

言われてみればたくさんの謎に包まれた諏訪大社。頭のどこかで矛盾に思いながらも考えようとしない自分に改めて気づく。勝者の歴史が正史とされてきたが故の矛盾なのだと思うが、今もどこかで誰かが脈々と口語によって真実を受け継いでいるのかもしれないと思うととても惹かれる。

2016/10/20

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