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新装版 不祥事 (講談社文庫)

新装版 不祥事 (講談社文庫)

新装版 不祥事 (講談社文庫)

作家
池井戸潤
出版社
講談社
発売日
2011-11-15
ISBN
9784062771375
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新装版 不祥事 (講談社文庫) / 感想・レビュー

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サム・ミイラ

シャイロックの子供たちがグランドホテル形式の短編集なのに対して、こちらは連続ドラマ的短編集。そしておそらく痛快度は池井戸作品の中でも一番だと思う。半沢シリーズ等の長編はすっきり解決までとかくジリジリさせられるが、こちらは短いスパンで毎回それを味わえる訳だ。想像していたよりそれぞれに渋くクールな話でとても楽しく読めた。大企業の御曹子にも財務省の検査役にもふざけた上司にも張り手をくらわす花咲舞の魅力にもうすっかりぞっこんの一冊(笑)

2015/05/15

抹茶モナカ

個性的なキャラクター花咲舞が活躍する連作短編集。やはり、銀行を舞台にしている。悪役チックな真藤企画部長、伊丹親子といったキャラクターも絡む。サクサク読めて、銀行の事もわかった気になれる。池井戸さんの作品は全部水戸黄門チックだけど、仕方ないよね。

2014/03/01

ミカママ

ドラマを観ていたので、サクッと。相変わらず小気味よく、勧善懲悪で盤石な顛末を、安心して読了しました。んー、でも暴力はいけませんね、花咲舞さんっ(>人<;)

2016/05/22

forest rise field

銀行員の狂咲こと花咲舞が、上司の相馬とのコンビでトラブルを抱えた支店を回り業務改善指導をしていく。8本の短編だがストーリーは繋がっている。最後は何だかスカッとします。

2019/02/19

れみ

東京第一銀行を舞台に、主人公・花咲舞がトラブルの起こっている支店へ出向き事務処理の指導と人間観察で解決(?)する連作短編。これだけ思い切りよく啖呵を切ってくれると気持ち良いんだけど反面恐ろしい(^_^;)もうすぐドラマで見られるらしいので楽しみ。

2014/03/04

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