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冤罪死刑 (講談社文庫)

冤罪死刑 (講談社文庫)

冤罪死刑 (講談社文庫)

作家
緒川怜
出版社
講談社
発売日
2013-10-16
ISBN
9784062776851
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冤罪死刑 (講談社文庫) / 感想・レビュー

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ナミのママ

【原作週間@月イチ】第二章を読み始めて番組を観たのを思い出しました。死刑執行の様子があまりに詳しくて怖かったです。事件は巧妙に仕組まれた罠、どんでん返しですが、そこに至るまで、話があちこち飛びます。映像を思い出したせいか、人物も苦労せずに読めましたが、相関図があったら嬉しいかもです。警察の「事情」とか、取り調べの様子、記者のインタビューをとるための云々・・複雑ですが、後半になると一気につながるので面白かったです。他の作品も読んでみたい作家さんです。

2016/02/22

それいゆ

死刑執行の場面はリアルで、ドキュメンタリーを読んでいるような気分にさせられました。冤罪が証明されて無罪釈放となる話だけでは単純すぎますが、想像したとおりのどんでん返しには満足しました。椎名桔平主演の土曜ワイド劇場は見逃しましたが、ぜひ再放送を観たいです。

2014/08/21

つねじろう

初読みの作家さん。読み始めたところから嫌な予感がした相性悪いかなあって。でも読み続けて残念ながらその第一印象は間違ってなかったと思った。少しアイデア先行で人物に深みがない。それを埋める為にギムレットは早過ぎるを持ち出すなんて良い加減にして欲しかった。あっこれはあくまで豚個人の感想です。

2017/07/01

James Hayashi

賞を受賞した「霧のソレア」はイマイチの感じであったが、この作品は二転三転し読み応えがある。冤罪と死刑という興味のあるテーマと、果たして真犯人は?との疑問といくつかの謎が重なり合い読む手を置けない。ミステリ、サスペンスと最終ページまで行きの抜けない展開だが、詰め込みすぎの感はソレアと似ている。読みながら冤罪の起こる過程を再考する。警察の行う面通し、証拠捏造、交換条件の提示、密室etc. 日本の絞首刑は犯罪者に対しても非人道的と思われる。なんとかならないものか?再読必須の力作。

2018/07/29

ロッシーニ@めざせ正社員

あちこちややこしいことが多すぎて、ちょっと混乱しました。でも、隠蔽体質とか冤罪が作られるからくりにはかなり腹が立ちました。こういうことがあるから、冤罪はなくならないんでしょうね。

2015/06/12

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