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西鶴名作集 (21世紀版・少年少女古典文学館 第17巻)

西鶴名作集 (21世紀版・少年少女古典文学館 第17巻)

西鶴名作集 (21世紀版・少年少女古典文学館 第17巻)

作家
藤本義一
出版社
講談社
発売日
2010-02-18
ISBN
9784062827676
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西鶴名作集 (21世紀版・少年少女古典文学館 第17巻) / 感想・レビュー

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ゆずきゃらめる*平安時代とお花♪

[日本の古典を読む第12回]のイベントより♪初心者にもわかりやすい江戸文学。大体はお金が絡んできたり、身分違いの恋愛だったかな。大晦日とかは誰しもが余裕があって越せるものじゃなかったんだな。あの時代には貧乏でもどう知恵を絞って生活するかが幸せにつながったのだろう。

2017/12/28

fu

江戸時代の上方町人たちの暮らしが伝わってきて実に興味深かった。年の瀬も押し迫ったこの時期に読むと、年を越せないほど生活に窮する人々の話が痛ましく感じられる。江戸時代初期には「源氏物語」は男女の不道徳な人間関係として批判され女性・子どもには読ませなかった、とも書いてあり当時の教育や作法等も知れる。

2015/12/26

訪問者

商売人の話も面白いが、やはり、おなつ清十郎や八百屋お七の話は胸に迫るものがある。

2022/08/03

てらさか

藤本義一が訳しているから関西弁の表現が上品。

2010/08/17

ワタナベ読書愛

2010年刊行。江戸時代、関西で活躍した作家:井原西鶴の書いたものから、人間の喜怒哀楽のいろいろの短編や、作品の一部分を読みやすく編集した短編集。「少年少女」と題して、児童書のコーナーに置いてあるが、内容がかなり大人向け。男女の恋愛がもつれにもつれて、あんなこんなで、怖ろしい結末を迎えたり、悲惨な庶民の暮らしを容赦なく報道してみたり、現代の週刊誌より激しいかも。印象に残るのが、世間体の為にいろんな苦労を背負いこんで、にっちもさっちもいかなくなった人々。自業自得とはいえ、哀れでならない。人生は苦いねえ。

2023/12/07

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