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Qrosの女 (講談社文庫)

Qrosの女 (講談社文庫)

Qrosの女 (講談社文庫)

作家
誉田哲也
出版社
講談社
発売日
2016-09-15
ISBN
9784062934657
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Qrosの女 (講談社文庫) / 感想・レビュー

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射手座の天使あきちゃん

CMに登場する「Qrosの女」謎のベールに包まれた正体とは… 謎を追う3人の芸能記者とQrosの女本人、語り口が次々とバトンタッチとされて次第に全貌が明らかに… 思わぬ人が予想外の悪役だったり、ウソでしょと笑っちゃう結末だったり、流石誉田さんは読ませますねぇ(笑) 仕事柄プライバシーをネットに晒される恐ろしさを認識していたつもりですが、皆さん改めてSNSへの投稿は十分注意しましょうね! <(^_^;

2017/05/10

zero1

ネット社会の怖さ。事実とウソ。そして才能。CMに出た女性を巡り暗躍する男たち。【きれいごと】の部分はあるが、芸能界を描いた意欲は買いたいし新鮮。しかも章ごとに視点が変化する構成は上手い。どの情報をどの人物の章で読者に出すか。途中まで話が進まず遡るにもかかわらず飽きない。名台詞も多彩(後述)。しかもミステリーとして成り立っている。犯人は予想できず。シェイクスピアではないけど、この世はすべて舞台で、あらゆる人は俳優なのかもしれない。あなたは何をどう演じている?そしてどんな情報(嘘)を世に送り出している?

2020/11/14

M

誉田作品につき、つい身構えて読み始めてしまったが、登場人物も温かみがあり、なかなか率直で爽やかな読後感を得られるミステリーだった。

2016/11/18

イアン

★★★★★★★☆☆☆ネット社会の怖さを週刊誌記者の視点で描く誉田哲也のエンタメ長編。ファッションブランド「Qros」のCMに出演する謎の美女は誰?そんな下世話な興味から始まる本作は、次第に「ネット民から晒される美女を守る」物語へと変貌していく。殺人もグロ描写もないため「黒誉田」好きには物足りないかもしれないが、時系列と視点を変えながら多角的に真相に迫っていく構成はまさに誉田節。ミステリ要素もあるがやや唐突感があるため、謎の依頼主・アキヤマの正体を匂わす伏線があれば尚良かった。「芸能報道×ミステリ」な作品。

2022/11/27

りゅう☆

突如CMに現れた美女Qrosの女。だが素性は一切分からず、ネットであらゆる噂が流れる。一方、芸能記者矢口がネタに困っていたら先輩記者栗山が助っ人に。Qrosの女と共演したイケメン俳優藤井涼介を張り込んでいたらなんと!Qrosの女と遭遇。熱愛発覚か?だが実はQrosの女の正体に気付いた栗山が、彼女を守るための作戦だった。腹グロ園田に呼び出された真澄。すると怪しい男が怒鳴り込んできて…。矢口、栗山、真澄、園田視点で物語が語られる。真澄ったら警戒心薄すぎww。先入観なしで読み始めてどんなグロが出てくるのかって→

2021/04/25

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