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新装版 あさきゆめみし絵巻 上巻

新装版 あさきゆめみし絵巻 上巻

新装版 あさきゆめみし絵巻 上巻

作家
大和和紀
出版社
講談社
発売日
2016-06-22
ISBN
9784063649901
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新装版 あさきゆめみし絵巻 上巻 / 感想・レビュー

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ゆーり

感想は下巻に

2017/02/19

このみ

巻頭に収められた二枚のイラストがとにかく圧巻。折込3面分のサイズで、吹抜屋台の技法で描かれたものは見事としかいいようがない(表紙はその一部)。桜霞で彩られ、源氏物語の主要場面が描かれている。そして、同じく巻頭の、桜の樹上で物憂く笑みを浮かべる「春の王」たる光る君。どちらも細かく彩色されていて本当に素晴らしい。上巻は光源氏の前半期。華やかな女君、豪華な装束、ドラマチックなシーンと盛り沢山。現在の建物から「江戸の仕様をとり払って王朝をじっと透し見」「色のとんでしまった絵巻物の衣裳に強い色彩を与え」た構築の美。

2022/04/01

sai

図書館本・・・豪華で綺麗だが、皆同じ顔に見えてしまったなぁ~

2016/11/13

のら

ため息が出るような美しさです。小学5年であさきゆめみしに出会い、ずっとファンでした。絵巻が出版されていたことを発売当時は知らず、今回の復刊でようやく手に入れることができました。うはー。さらに昔に出た画集と同じ絵も多いことは気にしない気にしない。あさきゆめみしは前半の方がキャラクターの顔の描き分けがきちんとしており、顔立ちも好みです。それがカラーの、しかも大きな版で見られるのだからたまりません。うはー。凄く無理を言えば、頭中将と若き日の(美しい)嫉妬に狂う弘徽殿の女御も描き下ろしてほしかったな、と。

2016/06/28

blacktea

ただただ美しい。たしか小学校5年生のときに出会って、毎年新刊が出るたびにお小遣いで買った思い出。多分小5のときに買った単行本が今も持っている本の中で一番古いものだろう。昔原画展を見に行って、原画の美しさに打ちのめされた。東京ではもうすぐまた原画展があると聞くけど、地方住まいの悲しさで行くことができず、せめてこれを眺めて過ごそうと思う。冒頭の桜と源氏にしばし見とれる。唯一少しばかり不満なのは、葵上の立居地はあそこなのかというところ。この作品はもうちょっと葵に力いれてたと思うんだけどな。

2016/06/24

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