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新装版 ディスコミュニケーション(3)冥界編3 (KCデラックス アフタヌーン)

新装版 ディスコミュニケーション(3)冥界編3 (KCデラックス アフタヌーン)

新装版 ディスコミュニケーション(3)冥界編3 (KCデラックス アフタヌーン)

作家
植芝理一
出版社
講談社
発売日
2012-12-21
ISBN
9784063767544
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新装版 ディスコミュニケーション(3)冥界編3 (KCデラックス アフタヌーン) / 感想・レビュー

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三枝

冥界編完結。あとがきの植芝さんの言葉通り冥界編は誰かの夢の中をのぞいているような感覚はありましたが、「心の底にいるいろんな自分をみつける」というテーマで描かれていたことには今まで気付きませんでした。 漫画家も同じく、今まで知らなかった自分と出会うことで欲望が生まれ、その欲望がストーリーの原動力になる… まさか冥界編のシリアスさから学園編でアブノーマルな話に転換されるとは作者も予想出来ていなかったとは(笑) 学園編のあとがきも気になります。 

2015/04/18

Komine Masako

冥界編、とうとう終わり。冥界編の連載が3年にわたったっていうのは作者の回顧コラムで知った。これ描いたの、二十代だったんだね!そんなに若くて、運命の輪や真言、心の深層を冥界と表してみたり、出典はあるのかもしれないけど、そういうモチーフを使って、よくこの物語を作ったものだ。そして相変わらず細かく描き込まれたイラスト。これじーっと見るのが好きなんだな。学園編のあとに冥界編2が始まってくれてたら、松笛くんの謎や戸川の不思議な力についてもっと分かったのかもしれないなあなんて、ないものねだりをしてしまう私。

2013/01/10

ネオ

出番は冥界編だけの「もう一人の松笛と戸川」が、普通に恋愛して普通に結婚して普通に家庭をつくる描写が、何故だか妙にグッと来る。そこに「人生」が描かれていると感じる。元の世界へ還るときの戸川の「わたしたちの世界のわたしと松笛くんは……これからどうなるのかな?」って台詞もいい。

2012/12/22

さなぎ虫

冥界編がイチバン好きだなー、とあらためて思う。松笛くんの部屋に憧れる。実家の部屋はそれこそあらゆる好きな芸術と人形とオブジェと人とで混沌としたものだった。大人になりそれらは書籍に変わり知識に換わりタンブラーで共有されるようになり。オカルトが猛威を振るっていたこの時代ならではの趣深い作品であります。当時は分からなかった引用や小ネタが今は楽しめる。ありがたき新装版。

2013/01/30

と___あ

冥界編終了。学園編、内宇宙編、精霊編と続いていくけれど、冥界編こそが「ディスコミ」と改めて思う。キラキラした何かが迫ってくるような、そういう終わり方な気がする。

2012/12/25

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