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王国の子(4) (KCx)

王国の子(4) (KCx)

王国の子(4) (KCx)

作家
びっけ
出版社
講談社
発売日
2014-06-06
ISBN
9784063806960
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王国の子(4) (KCx) / 感想・レビュー

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どんぶり

私の好きなフランシスが表紙!内容はやはり仄暗さが漂うものでした。影武者となった人に良いことなんて一つもないですね。決まった時点で最期も決まってしまうし自由もなくなってしまう。理不尽なこのやり方が王家のあった時代そのものといった感じ。でも王家に生まれてきた人達だって同じく自由のない世界で、いつ何があるか(追放されたり殺されたり)わからないし、常に国民に見られているのだと思うと辛いし苦しいですね。プレッシャーで押し潰されてしまいそうです。ロバートとエリザベスの関係の変化に、フランシスのこれからが気になります。

2014/07/13

じぇりい

わかっていたとはいえジョンの末路の哀れなこと。自分の行く末を知ってしまったロバートだが、国王に忠誠を誓ったフランシスの動きかた次第で別の未来も見えてきて欲しい。

2014/06/09

明野 立佳

マイブーム、歴史物中の4巻。エリザベスが確実に大人になっていくのにあわせて影が動き出す。光が当たって出来る影と、影の中の影。史実に沿うならば…この先エリザベスは…。メアリーお姉さま怖いです。

2014/06/14

るぴん

レンタル。ダドリーの奸計が失敗し、ジェイン・グレイは廃位。エリザベスの姉、メアリが即位する。王家の影として暗躍するウォルシンガム家は、新女王・メアリに忠誠を誓う。味方であれば心強いウォルシンガムも、敵になると手強い相手。恐いメアリお姉様が、エリザベスを窮地に追い込んでいくんだろうなぁ…。泣いているだけではどうにもならない過酷な世界を、エリザベスとロバートがどう乗り切っていくのかが楽しみ☆

2014/09/30

絹恵

運命に抗う強さと、運命に従う強さ、各々の立場に強さが求められます。そして弱さを見せられない苦しい立場の彼女の傍らで、彼は何者になることが出来るだろうか、役者であったが故に何者をも演じられることで、心の赴くほうを敢えて見ないようにしているのだと感じました。若き影のように願えば願うほど影は薄くなるから。

2014/06/13

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