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疾風の勇人(2) (モーニング KC)

疾風の勇人(2) (モーニング KC)

疾風の勇人(2) (モーニング KC)

作家
大和田秀樹
出版社
講談社
発売日
2016-08-23
ISBN
9784063886337
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疾風の勇人(2) (モーニング KC) / 感想・レビュー

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さよならキダ・タロー・寺

マンガ池田勇人伝2巻。勇人が初当選し吉田茂内閣でいきなり大蔵大臣に!。そこへやって来たGHQの新経済顧問は「マネー・デビル」と呼ばれるジョセフ・ドッジ(有名なドッジラインの人である)。厳しさ極まるドッジの経済政策と格闘する勇人。ドッジ指導の国鉄の人員削減が始まり、かの有名な下山事件が起きる。国内は不況が起きるが、インフレーションを起こさぬ為の苦しみでもあった。減税を根気よく打診する勇人。反対するドッジを納得させたシーンは何ともホッとした。この辺の歴史を知る良いキッカケになる漫画である。それに何より面白い。

2016/11/26

緋莢

「GHQを追い出し、日本を独立させる」吉田茂の理念に賛同し、政治家への道を歩み始めた池田勇人と佐藤栄作。吉田茂率いる民自党が選挙で議席を大幅に増やし、圧勝。そして、池田は大蔵大臣に任命され・・・

2016/09/04

highig

( ^ω^)昭和二十三年十二月二十三日、A級戦犯七人への死刑執行、東京裁判の終結・・・この日は皇太子明仁の誕生日であった。同日吉田茂は衆院を解散。極東委員会に対する意地を通す。翌二十四年の総選挙で民自党は大躍進。議席を152から264へと大きく伸ばした。伸長する吉田学校の勢力。見事当選を果たした池田勇人は一年生議員にして大蔵大臣へと大抜擢される・・・ タフネゴシエーター、本書の池田を一言で表すならこうだろう。『経済安定九原則』、悪性インフレを食い止め、日本経済を復興するべく〝ジョゼフ・ドッジ〟が来日する。

2017/03/19

金目

”数字の鬼”池田勇人絶好調。当選1年目から大蔵大臣に就任して辣腕を振るう。復興援助金を無くしても、「日本の企業には底力がある」と断言できるからこそ、日本の復興は成し遂げられたんだろうなぁ。今回から帯に「麻雀漫画ではありません」の文字が無くなったわけですが、わずか1コマの乱闘でスーツの袖やネクタイが引きちぎれる演出は相変わらず。悪意のある記者(どーみてもカイ=シデン)の罠にはめられた勇人の今後や如何に

2016/09/25

ツキノ

池田&佐藤がおもしろすぎる。そして大蔵大臣就任。疾風のごとき政客人生の幕開け。

2016/10/26

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