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鉄鼠の檻(3) (KCデラックス)

鉄鼠の檻(3) (KCデラックス)

鉄鼠の檻(3) (KCデラックス)

作家
志水アキ
京極夏彦
出版社
講談社
発売日
2018-04-17
ISBN
9784065113264
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鉄鼠の檻(3) (KCデラックス) / 感想・レビュー

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鱒子

kindle 漫画版の方が分かりやすいな…と思っていたのですが、途中で何度も寝ちゃった、禅宗の歴史解説。ぐぅ。ーー榎さんがとうとう寺に乗り込み、京極堂が典座の修行僧 常信の憑き物落とし。漫画版だとストーリーテラーの必要性が低いので、私の好きな関口の出番が控えめになっちゃいますね。残念ですけどしょうがないな。

2018/09/03

雪紫

再読。この物語の魔境は舞台か、作中で表現されたものか、それとも京極堂の「憑物落とし」か・・・。とにかく再読でも圧巻。

2020/11/23

流之助

禅についての京極堂による講義。あれだけの字数を短くし、さらに漫画として読めるものにする・・・志水先生すごい。久遠寺翁については、「姑獲鳥の夏」を読んでおいた方が分かりやすいと思うし、色々考えちゃう。今巻は京極堂も出ずっぱりだが(「粗忽者!」と怒鳴られてみたい)、榎木津もかなり活躍する。今川を「マチコサン」と呼ぶのがツボ。結構ひどいこと言ってるし。やっていることめちゃくちゃだけど、榎木津が出てくるとホッとする。次の巻は博行について。姑獲鳥の内容についても触れられるのかな。

2018/08/14

ぐうぐう

「自分や世界について問うのをやめて初めて自分があり世界がある」『鉄鼠の檻』には、多くの問答が展開されている。禅僧だらけの物語なのだから、それは当然なのかもしれない。しかし、そもそもミステリ自体、犯人と探偵の問答のようなものだ。それにしても、『百鬼夜行シリーズ』をコミカライズする志水アキの、これは最高傑作になる予感をビシバシと感じるぞ。

2018/04/19

まるぷー

禅について、そして曹洞宗や臨済宗の分裂など興味深いけど難しい。宗派や宗教を語るにはそこには入り込まなければ理解できないだろう。無宗教の自分には無理。常信和尚と京極堂のやり取りのなかで「南泉斬猫」が何となくわかったような。はたして、事件の核心は、怪しい人物がいたり榎木津は鈴のことをお化けだと相変わらず訳のわからないことを言ったり、まだまだ次巻に続いていく。。

2018/07/24

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