読みたい本がここにある

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

京極夏彦

職業・肩書き
作家
ふりがな
きょうごく・なつひこ

プロフィール

最終更新 : 2018-09-07

1994年『姑獲鳥の夏』でデビュー。97年『嗤う伊右衛門』で泉鏡花賞、2003年 『覘き小平次』 で山本周五郎賞、04年『後巷説百物語』で直木賞、11年『西巷説百物語』で柴田錬三郎賞をそれぞれ受賞。他の著書に『死ねばいいのに』『鬼談』『虚実妖怪百物語』『えほん遠野物語 ざしきわらし』(町田尚子/絵)など。

受賞歴

最終更新 : 2018-06-08

1996年
『魍魎の匣(はこ)』第49回日本推理作家協会賞 長編部門
1997年
『嗤う伊右衛門』第25回泉鏡花文学賞
2003年
『覘き小平次』第16回山本周五郎賞
2004年
『後巷説百物語』第130回直木賞
2011年
『西巷説百物語』第24回柴田練三郎賞

「京極夏彦」のおすすめ記事・レビュー

京極夏彦インタビュー 代表理事として語る江戸川乱歩賞の公開贈呈式と、エンタメ文芸の進むべき道

京極夏彦インタビュー 代表理事として語る江戸川乱歩賞の公開贈呈式と、エンタメ文芸の進むべき道

 ミステリ作家の登竜門として知られる新人賞、江戸川乱歩賞。第67回受賞作の伏尾美紀氏の『北緯43度のコールドケース』と桃野雑派氏の『老虎残夢』の贈呈式が11月1日、豊島区立芸術文化劇場(BrilliaHall)で、乱歩賞史上初の一般公開イベントとして行われた(第74回日本推理作家協会賞贈呈式と合同開催)。乱歩賞と、江戸川乱歩が住んだ池袋を中心とする豊島区とがタッグを組み、初の一般公開に踏み切ったことには、どのような背景があったのか。江戸川乱歩賞を主催する日本推理作家協会代表理事で、小説家の京極夏彦氏に、贈呈式を終えた直後に行ったインタビューをお届けする。

(取材・文=川辺美希)

写真:森清

ミステリ作家の産声としての江戸川乱歩賞贈呈式

――今回の江戸川乱歩賞贈呈式の一般公開には、日本推理作家協会としてはどのような思いや背景があったのでしょうか。

京極:これまでの江戸川乱歩賞贈呈式は、お祝いの場というだけの内輪の式典でした。受賞作の宣伝や告知は、メディアの方々の報道にお任せする形だったんですね。ただ、現在はそれだけで済ませていい時代ではないだろうと。たとえ…

全文を読む

「小説は、読者のもとに届いて初めて完成する」。初めて一般公開された江戸川乱歩賞贈呈式が感じさせた、文学の原点

「小説は、読者のもとに届いて初めて完成する」。初めて一般公開された江戸川乱歩賞贈呈式が感じさせた、文学の原点

 1954年創設、近年では東野圭吾や野沢尚といった推理小説作家を輩出した日本を代表するミステリ小説の新人賞、江戸川乱歩賞。第67回は、伏尾美紀氏の「北緯43度のコールドケース」と桃野雑派氏の「老虎残夢」がダブル受賞した。その贈呈式が、今回初めて一般公開。ダ・ヴィンチニュースでは、後援を務める講談社の単行本編集長や豊島区の文化事業担当職員の方に、開催に向けてタッグを組んだ関係者の言葉をお伝えしてきたが、今回は、第67回江戸川乱歩賞と、同時開催された第74回日本推理作家協会賞の公開贈呈式の模様をレポート。新たな形態へと舵を切った乱歩賞の姿に見える、文学の原点とは。 (取材・文=川辺美希)

日本推理作家協会の代表理事・京極夏彦氏と、江戸川乱歩賞・日本推理作家協会賞の受賞者 写真:森清

小説は、読者のもとに届いて初めて完成する

 豊島区の協力のもと、11月1日の「としま文化の日」、豊島区立芸術文化劇場(BrilliaHall)にて、第67回江戸川乱歩賞と第74回日本推理作家協会賞の贈呈式が行われた。両賞を主催する日本推理作家協会、そして両賞について伝えるオー…

全文を読む

「怖い絵本は、理解できないものを理解しようとする想像力を育む」。一過性のブームで終わらない怖い絵本の魅力

「怖い絵本は、理解できないものを理解しようとする想像力を育む」。一過性のブームで終わらない怖い絵本の魅力

 今、子どもたちだけでなく大人も夢中にさせている「怖い絵本」。近年のブームの原動力となったのは、2011年にスタートした岩崎書店の「怪談えほん」シリーズ。人気作家たちが子どもたちを本気で怖がらせようとしている同シリーズは話題を呼び、現在第3期まで刊行継続中です。同シリーズの編者で、怪談に詳しい文芸評論家・アンソロジストの東雅夫さんに「怪談えほん」シリーズのなりたちと、怖い絵本の魅力についてうかがいました。

(取材・文=朝宮運河)

東雅夫さん

――現在の怖い絵本ブームのきっかけとなったのが、2011年にスタートした岩崎書店の「怪談えほん」です。このシリーズは、どのような経緯で生まれたのですか。

東雅夫さん(以下、東):昔話になってしまいますが、かつて「ビーケーワン」というオンライン書店がありまして(※2012年にhontoと統合する形で営業終了)、私は怪奇幻想文学専門の「社外エディター」の立場で関与していたんです。そのビーケーワンの担当者を通じて打診されたのが、怪談えほんのプランでした。詳しい経緯は分かりませんが、その担当者と岩崎書店の間で、これまでに…

全文を読む

3回忌を迎え、今読みたい水木しげる作品…電子書籍フェア開催「冬でも妖怪フェア 水木しげる×荒俣宏×京極夏彦」

3回忌を迎え、今読みたい水木しげる作品…電子書籍フェア開催「冬でも妖怪フェア 水木しげる×荒俣宏×京極夏彦」

 2015年11月30日、93歳でこの世を去った、漫画家・水木しげる。日本を代表する漫画家の突然の訃報に日本中が悲しみに包まれた。今年3回忌を迎えるにあたり、各電子書店では「冬でも妖怪フェア」がスタート。水木氏とゆかりのある小説家、荒俣宏氏、京極夏彦氏の作品とともに最大30%オフとなる。

 水木氏の『ゲゲゲの鬼太郎 死神大戦記』や『鬼太郎国盗り物語』『神秘家列伝』『墓場鬼太郎』をはじめ、荒俣氏の『帝都物語』、京極氏の「薔薇十字叢書」シリーズなど、対象となるのは55タイトル。  妖怪といえば夏…というイメージだが、暖かい部屋の中でのんびりと読むのもアリかも。この機会にチェックしてみてはいかが?

 また、11月24日(金)には京極夏彦氏『文庫版 妖怪の理 妖怪の檻』が電子書籍初配信、11月29日(水)には、娘から見た水木氏の意外な素顔が語られた『ゲゲゲの娘日記』、40年にわたって先生を側で見続けてきたアシスタントによる『水木先生とぼく』が2作品同日配信される。ファンならばフェアとあわせてこちらもチェックしたいところだ。

【作品タイトル】 ●水木しげる

『ゲ…

全文を読む

8月8日は「妖怪の日」! 暑さを吹き飛ばす、妖怪をテーマにした小説

8月8日は「妖怪の日」! 暑さを吹き飛ばす、妖怪をテーマにした小説

 8月に入りいよいよ夏本番! うだるような暑さに嫌気がさしてしまいますが、そんなときは“妖怪をテーマにした小説” に涼を求めてみてはいかがでしょう?  8月8日は「妖怪の日」だそうで、柳田國男の命日でもあります。そんな日に合わせて、各電子書店では妖怪関連の書籍を集めたフェアを実施。

 フェアの中心は妖怪をテーマにした小説を多く執筆されている京極夏彦氏の作品。京極版“妖怪大戦争”『虚実妖怪百物語』をはじめ名作ばかり。また、京極作品以外にも電子書籍特典が収録された『びこたんと愉「怪」な仲間たち【新作収録 電子特別版】』なども対象に。最大50%オフとなります。

 ちなみに7月5日(水)には京極氏の電子書籍の新刊『妖怪の宴 妖怪の匣(角川ebook)』が配信されています。化け物やお化けとの違いは? 幽霊と妖怪の関わりは――? 伝統文化、アニミズムから、特撮、オカルト、UMAに至るまで、さまざまな例を引きながら、“妖怪”の真実に迫っています。フェア対象ではありませんが、合わせてチェックしたい、おすすめの一冊です。

【フェアおすすめラインナップ】

『虚実妖怪百物語 …

全文を読む

京極夏彦公認『薔薇十字叢書』プロジェクト第二期、ついに始動!

京極夏彦公認『薔薇十字叢書』プロジェクト第二期、ついに始動!

 書籍にとどまらず、映画、コミック、アニメと広くメディアミックス化され、ファンを魅了しつづける京極夏彦の人気シリーズ「百鬼夜行」。戦後の東京を舞台に、「京極堂」こと中禅寺秋彦が憑き物落としで事件を解決していく様が、小説家・関口の視点で語られていく。京極夏彦のデビュー作でもある『姑獲鳥の夏』(講談社)刊行以来、多くの読書家を夢中にさせている人気作だ。

その「百鬼夜行」の世界を、Founder(創設者)京極夏彦の公認のもと「シェアード・ワールド」したものが『薔薇十字叢書』だ。2015年に気鋭の作家たちが作り出した七冊(講談社、KADOKAWA)の新しい「百鬼夜行」につづき、いよいよ第二期の刊行が決定した。第二期も完全新作の書き下ろしで、2017年4月から順次刊行される。執筆陣には第一期でも好評だった佐々木禎子、愁堂れなに加え、和智正喜が新たに加わった。

『風蜘蛛の棘』 佐々木禎子/富士見L文庫/620円(税別) 『風蜘蛛の棘』の主役は、前作に引き続き名探偵・榎木津。今回は人捜しならぬ「声」捜しを依頼される。元GHQの職員から戦中ラジオで暗躍した女性「…

全文を読む

あなたはどんな本をご所望ですか? 明治20年代が舞台のエンタメ書店小説、京極夏彦の新シリーズ「書楼弔堂」文庫刊行スタート!

あなたはどんな本をご所望ですか? 明治20年代が舞台のエンタメ書店小説、京極夏彦の新シリーズ「書楼弔堂」文庫刊行スタート!

 話題作を相次いで発表している人気作家・京極夏彦さん。その新シリーズ「書楼弔堂」の第1巻『書楼弔堂 破曉』が文庫化された。明治20年代半ば、東京のどこかに存在する3階建ての書店を訪れた客が、店主との対話を通して、自分にとってかけがえのない本に出合う、という連作形式の短編集だ。本好きならワクワクせずにいられない魅力的な設定は、どのように生まれたのか。

『書楼弔堂 破曉』 集英社文庫 800円(税別) 12月16日発売

明治20年代半ば、無為な日々を過ごしていた男・高遠は、3階までぎっしりと本が積まれた異様な本屋・弔堂にたどり着く。その店には様々な悩みや苦しみを抱えた客が、かけがえのない自分だけの「一冊の本」を求めて訪れるのだった。月岡芳年、泉鏡花、井上圓了、ジョン万次郎、勝海舟。明治期の著名人が多数登場する注目の新シリーズ。

きょうごく・なつひこ●1994年『姑獲鳥の夏』でデビュー。97年『嗤う伊右衛門』で泉鏡花賞、2003年 『覘き小平次』 で山本周五郎賞、04年『後巷説百物語』で直木賞、11年『西巷説百物語』で柴田錬三郎賞をそれぞれ受賞。他の著書に『…

全文を読む

京極夏彦史上最長計1,900枚になった理由とは…?“京極版妖怪大戦争”『虚実妖怪百物語』発売記念イベントで語られた裏話

京極夏彦史上最長計1,900枚になった理由とは…?“京極版妖怪大戦争”『虚実妖怪百物語』発売記念イベントで語られた裏話

『虚実妖怪百物語』序・破・急(京極夏彦/KADOKAWA)

 京極夏彦によるシリーズ作品の最新刊『虚実妖怪百物語』序・破・急の発売記念イベントが11月6日(日)に東京古書会館で行われた。  今回のイベント、お化け大学校特別講座「登場人物らしき人々が語らうウソマコト」では、著者の京極夏彦を始め、作家の黒史郎と平山夢明、ライターの村上健司、妖怪専門誌『怪』の初代編集長・郡司聡が出演。満席となる180人が参加した。

京極夏彦

 同席で京極は、『虚実妖怪百物語』序・破・急の登場人物について「名前だけだと120人ぐらい作中に登場している」と語った。村上が「京極史上最多では? 今回は“京極史上最長”の作品ということだし」と問いかけると、京極は「もっと出したかったが、出せなかった人たちがたくさんいる。『怪』の連載は、『どこで終わってもいいです。そのかわり、やれと言うならいくらでも書きますよ』と伝えていた。そしたら、いつまでたっても編集担当から『終わっていい』と言われないので、こんなに長い作品になってしまった」と裏話を明かした。  虚構と現実が錯綜する、京極版“妖怪大…

全文を読む

「京極夏彦」のおすすめ記事をもっと見る

「京極夏彦」のレビュー・書評をもっと見る

「京極夏彦」の本・小説

ビジュアル&デザインで愉しむ 京極夏彦の世界

ビジュアル&デザインで愉しむ 京極夏彦の世界

作家
京極夏彦
出版社
玄光社
発売日
2022-10-04
ISBN
9784768316689
作品情報を見る
中禅寺先生物怪講義録 先生が謎を解いてしまうから。(1) (マガジンエッジKC)

中禅寺先生物怪講義録 先生が謎を解いてしまうから。(1) (マガジンエッジKC)

作家
志水アキ
京極夏彦
出版社
講談社
発売日
2020-07-17
ISBN
9784065202470
作品情報を見る
遠巷説百物語 (C★NOVELS 73-9)

遠巷説百物語 (C★NOVELS 73-9)

作家
京極夏彦
出版社
中央公論新社
発売日
2022-08-22
ISBN
9784125014579
作品情報を見る
ひどい民話を語る会

ひどい民話を語る会

作家
京極夏彦
多田克己
村上健司
黒史郎
出版社
KADOKAWA
発売日
2022-10-28
ISBN
9784041123270
作品情報を見る
しびと (えほん遠野物語 第三期)

しびと (えほん遠野物語 第三期)

作家
京極夏彦
阿部 海太
出版社
汐文社
発売日
2021-11-01
ISBN
9784811328478
作品情報を見る
ホラー・ミステリーアンソロジー 『魍魎回廊』 (朝日文庫)

ホラー・ミステリーアンソロジー 『魍魎回廊』 (朝日文庫)

作家
宇佐美まこと
小野不由美
京極夏彦
高橋克彦
都筑道夫
津原泰水
道尾秀介
千街晶之
出版社
朝日新聞出版
発売日
2022-03-07
ISBN
9784022650160
作品情報を見る
虚談 (角川文庫)

虚談 (角川文庫)

作家
京極夏彦
出版社
KADOKAWA
発売日
2021-10-21
ISBN
9784041115411
作品情報を見る
中禅寺先生物怪講義録 先生が謎を解いてしまうから。(6) (マガジンエッジKC)

中禅寺先生物怪講義録 先生が謎を解いてしまうから。(6) (マガジンエッジKC)

作家
志水アキ
京極夏彦
出版社
講談社
発売日
2022-08-17
ISBN
9784065289587
作品情報を見る

「京極夏彦」人気の作品ランキングをもっと見る

「京極夏彦」の関連画像・写真

「京極夏彦」の関連画像・写真をもっと見る