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昨日のぼくのパーツ

昨日のぼくのパーツ

昨日のぼくのパーツ

作家
吉野万理子
出版社
講談社
発売日
2018-12-05
ISBN
9784065139073
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昨日のぼくのパーツ / 感想・レビュー

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みかん🍊

吉野さんだと手に取ったが最初は児童書過ぎてしまったかなと思った、おじいさんの入院をきっかけにトイレ事情 について考える様になり夏休みの自由研究に選ぶ大志たち、ウンコは80%水分で体の中にいた細胞も入っているつまり昨日までの自分の体を作っていたパーツです、ウンコに行く事を恥ずかしく思ったり囃し立てる子どもの為学校でトイレに行けなくなったりする事もある、そんな子供たちにも便秘や下痢に悩む大人にも読んで欲しい1冊。

2019/02/06

信兵衛

誰しも恥ずかしく感じてついコソコソしてしまう問題を堂々と大らかに、ユーモアをもって描いていく辺りが気持ち良く面白い。 健やかでユーモラス、吉野さんらしい作品で、そこは流石。

2019/01/31

riviere(りびえーる)

大切なことだけれど話題にしづらい排泄の問題をテーマにしている。話題が幅広いのでそれほど道徳的、教育的になりすぎていないところは良かった。登場人物たちが「オレは下痢タイプ」とか「和式が好き」とオープンに話している。主人公のおじいちゃんが入院した時に排泄を看護師さんに世話してもらい、おじいちゃんはそのことを屈辱として感じている。そういえば排泄の問題って人間の尊厳にも関係するんだよねーと考えさせられた。トイレやウンコに関するうんちく(シャレみたくなりましたが)は面白かった。児童書です。

2019/04/21

tan

子供は「うんこ」の話がとにかく好き。低学年向け絵本ではよく取り上げられているけど読み物としてはなかったので高学年にもぜひ読んでもらいたいなと思いました。でもおじいちゃんの入院による排泄問題とはまた別のようで何でも一緒に考えるのは無理があるかと。夏休みの自由研究としての取り掛かりは良く、いじめも盛り込まれていて児童書としてはいい本でした。ただタイトルの「パーツ」という言葉は子供にとってピンとくるのか?もっと分かりやすい言葉の方が良かったのでは?と思います。

2019/09/16

むつこ

学校時代にもよおしたときのことを思い出した。小学生の男の子を主人公にしたトイレの悩みのあれやこれのお話。ウンチって、昨日まで自分の体の中で働いていた大切な部分で、それを笑うのはおかしいこと。クラスのみんなで考えるきっかけとなりたくさんの子供たちに読んでもらいたいな。

2019/02/04

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