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非リア王 (講談社文庫)

非リア王 (講談社文庫)

非リア王 (講談社文庫)

作家
カレー沢薫
出版社
講談社
発売日
2019-02-15
ISBN
9784065145920
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あらすじ

推しへの投資やビットコイン運用(ただし早々に爆死)、ソシャゲ課金で経済を回し、ネット上では政治家より雄弁。平成末期、気付けば社会を動かすのは、半笑いで職場の片隅に生息する“非リア充”だった!? 妄想力を武器に、エコでコスパ最高な幸福を追求するヤツらこそ、新時代の勝ち組だ!<文庫オリジナル>

「非リア王 (講談社文庫)」のおすすめレビュー

「非リア充」はエコでコスパのいい生き物!? カレー沢薫が「非リア充」の生態を論じた一冊

『非リア王(講談社文庫)』(カレー沢薫/講談社)

 30歳を超えたというのに「自分の知らないうちに開催されていた同窓会」や「高校の卒業式で、300名以上の卒業生がいたにもかからず、誰よりも早くぼっちで学校を去った日のこと」が忘れられない。リア充か非リア充かと問われると、筆者は確実に「非リア」に属しており、「仲間」や「絆」といった単語を聞くと体がこわばる。

 しかし、仲間と楽しくBBQなどはできなくとも、ネットでコミュニケーションをとることは可能だ。大人になると友人が必要な機会も激減する。

「非リア充」は本当に悪いことなのだろうか?

 カレー沢薫の『非リア王(講談社文庫)』(講談社)は、「非リア充こそ最高の生き方であり、俺はその王である」と、「非リア充」をポジティブに捉え、見つめ直した一冊だ。

 24時間中48時間Twitterをしており、負け組の立場から執筆したコラムが読者の胸を打つことで有名なカレー沢先生が、非リア充がいかに優れているかを、様々な視点から解説している。

「非リア充」と聞くと、SNSに自撮りや仲間たちとの楽しげな写真を載せている「リア充」と…

2019/2/23

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非リア王 (講談社文庫) / 感想・レビュー

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かめぴ

笑った~。「ブスのたしなみ」以来2冊目。文章が上手すぎる。非リア充の生態についての考察はそうそうと完結するが、IT用語解説とか、時事問題とか、もう切り口斬新で笑うしかない。担当との一人バトルがより、笑える。カレー沢氏、嵌まる予感。https://news.mynavi.jp/article/20190214-not_king_real/ ←ちなみに「非リア王診断」では・・非リア充界最弱、て逆にリア充て事か。

2019/03/23

ケー

最近は最新作が出るたびに読んでる気がする。無職兼作家のカレー沢大先生のコラム集。非リアの中の非リア、「非リア王」とは何か、それをめぐる連載のはずが、第一回でその答えをブッ込んでいくスタイルwもうその時点で傑作の予感しかしなかった。非リアをコスパで語れるセンス、「陰キャ」とどう違うかの比較も流石。「非リア王」とは別の連載である「時流漂流」も収録。少し毛色が違ってちょっと真面目寄りだけれど、それでも満足の内容。

2019/03/03

ふじこ

カレー沢薫は天才である。「マルウェア」なんていう聞き馴染みのない言葉も彼女の手にかかれば必ず面白い文章になって返ってくる。しかも面白いだけでなくちゃんと正鵠を得た意見も言ってくれるのだからこれほど頼もしい存在もない。各担当さんは殺されないように日々頑張って欲しいと願うばかりだ。〈「希望はないが、今生きていくことは可能」という状態が一番人から身動きを奪う。〉余りにも自分に当てはまりすぎていてカレー沢さんはMr.マリックかと見紛うた程だ。パンドラの匣を開けてしまった私はもう彼女の文章を読み続けるしか道はない。

2019/02/25

なおしま

「非リア充」とは読んで字のごとくリアルが充実していない人を指す。「リアル」の定義はカレー沢女史の脳内妄想で生産されたものだが、本書を読む者にとっては首がもげるほど賛同できる仕上がりになっている。リアルが充実している(していそうな)輩が憎い(ΦдΦ)台風の日でも会社に行くか否か迷っている自分は王にはなれないが充分、一兵卒に成り果てているのではないかと思う。

2019/02/25

koz kata

壁に向かって活発でお喋りだった子供時代というパワーワード。あーこれ私だわと読者のほとんどが感じたはず。

2019/03/01

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