インハンド プロローグ1 ネメシスの杖 (イブニングKC)
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インハンド プロローグ1 ネメシスの杖 (イブニングKC) / 感想・レビュー
十六夜(いざよい)
医療事故調査を行う行政機関「患者安全委員会調査室」の調査員・阿里のもとに、ある内部告発文書が届く。「台田総合病院はシャーガス病に罹患した患者を隠蔽している」調査のため病院へ向かう阿里だが、そこには想像以上の悲劇が待ち受けていた…!初めて聞く寄生虫に、初めて聞く病名。何もかもが目新しくて興味深かった。結局紐倉の右手の謎は教えてもらえなかった訳だが…。隠蔽したい上層部に噛み付くやり方の阿里だが、嫌いじゃない。紐倉とはいいコンビになりそうだ。
2019/11/12
粋
紐倉と阿里のコンビいいな。人が普通に口にするもので寄生虫に感染とか怖い‼️ナマモノならまだしも、加工食品であったら許せんな。内部告発者がはじかれて、悪いことをした人はのさばる。現実でもあるあるなのが悲しい…。
2021/04/05
ねむたろ@積読強化月間!!
面白かった…。構成が非常に巧い事からくる面白さは勿論ですが、一冊のドラマ性やメッセージ性が非常に濃厚でした。キャラクターのバランスも良く、何よりやっぱり紐倉先生が魅力的でかわいい天才博士です。 表現のひとつとして比喩の仕方が独特で非常に好感が持てました…オカピのくだりとか。 以前にネメシスの杖に興味を持った事があり、もう紙媒体が絶版していたので、古本で探そうかなと思ったきりだったのですが、巡りめぐって今こうしてインハンドとして手に取れたことが嬉しい。この縁に感謝です。
2019/03/23
べべっち
紙でも買ってしまった(^-^;
2019/02/25
とんかつラバー
最近は世界の奇病系の動画でシャーガス病を知ってる人も少なくないかもしれない。アトピー患者がトクホ健康食品の犠牲者になるも企業と厚生省は事実を隠蔽。重い話だが、傲慢な元天才科学者と行動派キャリアウーマンというキャラを絡ませて読みやすくしている。バイオとは違うけど最近の水虫睡眠薬の事件見てると割と現実に起こってそうで怖い
2021/02/27
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