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ダーウィンクラブ(5) (モーニング KC)

ダーウィンクラブ(5) (モーニング KC)

ダーウィンクラブ(5) (モーニング KC)

作家
朱戸アオ
出版社
講談社
発売日
2023-05-10
ISBN
9784065317464
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「ダーウィンクラブ(5) (モーニング KC)」のおすすめレビュー

世界を動かすのは個人か、それとも社会か? マンガ『ダーウィンクラブ』で描かれる新自由経済と生存本能

『ダーウィンクラブ』(朱戸アオ/講談社)

 私たち=ヒト(人間)は、生物学的に言えば社会的な動物だ。人間は個体として生きるだけでなく、社会の中で相互作用し集団で生きてきた。しかし、新自由経済が格差という形で社会を分断したことは、人間本来の生存本能を歪めてきているのかもしれない。

『ダーウィンクラブ』(朱戸アオ/講談社)が、同種の生物が集まって生活を営む「社会」のあり方に、一石を投じる作品だと言ったら大げさ過ぎるだろうか。

 本作品は、寄生虫を扱った異色の医療マンガ『インハンド』(講談社)、感染症を取り上げた『リウーを待ちながら』(講談社)といった、生物科学に関する作品を手がけてきたことで知られる朱戸アオ氏が仕掛ける最新作だ。

サスペンス要素を増長させるダーウィンの進化論

 作品の冒頭は、新自由経済が進み、格差により分断された世界が広がる現代社会を舞台に、GAFA的グローバル企業のCEOが次々と狙われるテロ事件が発生したところから始まる。第1巻は、この犯罪を実行した組織の謎を解明していくサスペンスを楽しみながら、現代社会の歪みや新自由経済のもたらす社会課題…

2023/5/11

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ダーウィンクラブ(5) (モーニング KC) / 感想・レビュー

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コリエル

相変わらず展開が爆速ノンストップだ。大良がブレーキ付いて無いからどんどん進展していく。大規模フォーラムとテロ計画。察知された裏切り。このシチュエーションから生き延びることが出来るのか。

2023/05/16

毎日が日曜日

★★★★

2023/05/15

4 新刊読了。佐藤田中は死んだはずなのに生きていて不思議に思っていたら…近親相姦どころか遺伝子操作でデザイナーベビー作っていても不思議ではないな。というか、ダーウィンクラブの優生思想って突き詰めれば行きつくところはそこしかない気がする。出生と淘汰がクラブのドグマだとしても、リスクを冒してまで淘汰する対象はもっと慎重に選ばれるべきではないのか。というかリスク高すぎる殺人より、コンドームの普及とか、不妊薬を開発したほうが淘汰の効率が絶対いい。それもアフリカの人口爆発の前じゃ焼け石に水もいいところだけど。

2023/06/12

皐月

途中配信も読んだなぁと思いつつ。 中に入り込んでからの展開が気になって気になって。 夏次が発売らしく楽しみ。

2023/05/22

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