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ホームズの娘 (講談社文庫)

ホームズの娘 (講談社文庫)

ホームズの娘 (講談社文庫)

作家
横関大
出版社
講談社
発売日
2019-09-13
ISBN
9784065170625
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ホームズの娘 (講談社文庫) / 感想・レビュー

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starbro

横関 大は、新作中心に読んでいる作家です。4年前に読んだ『ルパンの娘』に続いて『ルパンの娘』シリーズ第三弾最新作を読みました。ドラマはあまり観ていませんでしたが、三雲 華は、完全深田恭子のイメージで読みました。当初の小説に比べるとドラマの影響か、かなりコミカルになっている気がします。まだまだシリーズは続きそうです。 https://www.fujitv.co.jp/Lupin-no-musume/index.html

2019/11/07

海猫

引きこもりだった渉の成長が著しい。彼と北条美雲との恋が育まれていくが、泥棒一家の長男と、探偵一家の娘で女刑事という、またもや許されざる禁断の恋に。他の濃いキャラの面々のリアクションや言動が印象に残る。後半、モリアーティを名乗る犯罪者と、桜庭和馬と北条美雲の警察官コンビとの対決になるのが、さらに読ませる。事実関係を調べていくと、知られざるLの一族の真相が浮かび上がる流れが上手い。状況も後になるほどサスペンスフルに。後味の良いエンディングになるけれど、回収してない伏線もあるし、続くのかな?

2019/10/11

のり

三雲家のもう一人が遂に動き出した。総領すら凌ぐ能力を秘めた戦略家。立て続けに事件が起きるが、「和馬」と「美雲」に解明される?というかほとんどが「猿彦」の手柄。それにしても三雲家同様に北条家もぶっ飛んでいる。常識的範囲には納まりきれない。「渉」との恋愛模様も彼等だからこそ微笑ましい。逆に「華」の存在が薄くなってきた。

2020/02/19

absinthe

テンポが速いし面白い。が、難が二つ。またもやかよと思わせる誘拐拉致ネタ。他のアイデアは無かったか。そして三雲玲、天才的犯罪者という設定のわりに詰めが甘く、本作で作戦は成功していない。三雲玲自身の落ち度ではないかもしれないが、読んでいると才能よりも駄目さ加減が目立ってしまい、雑魚レベルの犯罪者にしか見えないのが残念。普段は冷静なのに、中学生のように恋に悩む美雲がかわいらしく、本作は良い所も多いのだから、もうちょっと書き方を工夫して欲しかったな。

2021/01/13

kotetsupatapata

星★★★☆☆ シリーズ第3弾 今作は今まで影が薄かった長男の渉(ケビン田中)が、いよいよ?満を持して表舞台に。台詞も多かったし、得意のハッキングを活かして八面六臂の活躍でした 相変わらず美雲の推理は冴え渡りました。 「ルパンの娘」では和馬も推理が光ってましたが、最近は美雲の影に隠れてしまってるような😅 悪の権化みたいだった三雲玲でしたが、過去には悲恋な出来事が・・ 華と玲とのやり取りは、もしかしたら自分が描いていた未来図を華を通して見つめたかったのかな 次作ではいよいよ全面対決かな

2021/03/18

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