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半沢直樹 3 ロスジェネの逆襲 (講談社文庫)

半沢直樹 3 ロスジェネの逆襲 (講談社文庫)

半沢直樹 3 ロスジェネの逆襲 (講談社文庫)

作家
池井戸潤
出版社
講談社
発売日
2019-12-13
ISBN
9784065182567
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「半沢直樹 3 ロスジェネの逆襲 (講談社文庫)」のおすすめレビュー

ドラマ「半沢直樹」を原作小説と比べてみるとこんなにおもしろい! 新シリーズ開始前に読み比べ!

『半沢直樹1 オレたちバブル入行組』(池井戸潤/講談社)  42.2%という驚異的な高視聴率を記録した人気ドラマ「半沢直樹」がコロナによる延期を経て、ついに帰ってくる。前ドラマシリーズの前半で、東京中央銀行本部・営業第2部の次長へ華々しい栄転を果たした半沢。ドラマ後半では、その経験が買われ頭取直々に、巨額の運用損失を出した老舗ホテル「伊勢島ホテル」の再建を任されることに。120億円の損失を見抜けなかった法人部の責任を一手に負わされた上、ホテル内では同族経営でありながら経営者として優れた素質を持つ湯浅社長と、自分こそが社長にふさわしいと考えて乗っ取りを企む専務・羽根夏子という内部分裂も起きている最悪の状況だ。    そんなホテルを、金融庁が“実質破綻企業”だと認定すれば、銀行はホテル倒産に備えて国に“引当金”なる保証金を支払わなければならない。この額は、銀行をも揺るがす大損失だ。半沢は、ホテルの要人の証言によって銀行内の何者かが“赤字経営をもみ消した”という事実を知り、その不正融資を手引きしたのが自分の上司・大和田常務だと突き止める。    大和田…

2020/7/13

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「倍返しだ!」ついに「半沢直樹」が帰ってくる! 前シリーズの内容を3分で振り返り!

『半沢直樹1 オレたちバブル入行組』(池井戸潤/講談社) 「やられたらやり返す。倍返しだ!」のフレーズが社会現象になり、最終回の視聴率“42.2%”という驚異的な数字を叩き出したドラマ「半沢直樹」が、約7年ぶりに帰ってくる。主演を務める堺雅人の他、主要キャストの続投が発表され、ますます大きな盛り上がりを見せている。    本作は、銀行を舞台にした“痛快リベンジ劇”。池井戸潤氏の小説『オレたちバブル入行組』と『オレたち花のバブル組』(ともに文藝春秋)が原作で、ドラマヒット後に『半沢直樹1 オレたちバブル入行組』『半沢直樹2 オレたち花のバブル組』(ともに講談社)が出版された。    この記事では、前作を見そびれた、あるいはちょっと忘れてしまった…という「半沢直樹」初心者に向けてドラマのあらすじをざっくりと紹介。次の記事では、まだ原作を読んでいない方に向けて“ドラマと原作の違い”についてじっくり解説したい。この7月から、みんなで“池井戸ワールド”にどっぷり浸かろう!

驚異の視聴率を叩き出したドラマ「半沢直樹」あらすじ振り返り

 東京中央銀行・大阪西支店の…

2020/7/12

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戸次重幸「ドラマ『半沢直樹』の現場は、正直面食らいました」

 毎月3人の旬な有名人ゲストがこだわりのある一冊を選んで紹介する、ダ・ヴィンチ本誌の巻頭人気連載「あの人と本の話」。今回登場してくれたのは、11月2日(月)から秋冬2クール連続でスタートするフジテレビの月9ドラマ『監察医 朝顔』(第2シーズン)で、強行犯係の山倉係長を演じる戸次重幸さん。本誌で選んだ一冊は、カリスマIT社長・郷田役を演じたドラマ『半沢直樹』の原作小説、池井戸潤さんの『半沢直樹 3 ロスジェネの逆襲』。大注目のドラマの現場の話を交えて、お話を伺いました。

戸次重幸 とつぎ・しげゆき●1973年、北海道生まれ。演劇ユニット「TEAM NACS」メンバー。舞台では出演のほか脚本も手掛ける。TEAM NACS本公演のほか、2014年に一人芝居で脚本・出演に挑戦、同年、書き下ろし小説『ONE』を刊行。活動の幅は多岐にわたる。近年の主な出演作に、『おっさんずラブ-in the sky-』『半沢直樹』など。

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2020/10/6

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半沢直樹 3 ロスジェネの逆襲 (講談社文庫) / 感想・レビュー

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ピース

相変わらずおもしろかった。しかし最後の半沢直樹の考えには全面的に賛成とは言えない。仕事は自分の為にすればいい。それが自分の成長になると共に周りの同僚の為になり、会社の為になり、顧客の為になり、更には社会の為になる。だから自分の為に仕事をすればいい。ただしそれが自分の給料アップの為、出世の為、保身の為というなら虚しいような悲しいようなという気分になるだろうけどね。

2021/08/15

どんたこす

ドラマを観てからの読み返し。やはり半沢直樹は面白い。ドラマと違いあの人は登場しないのだが、登場人物全てがドラマの俳優陣に脳内変換されての一気読み。最後は人事ネタで終わるのは前作を彷彿とさせる。自作も楽しみ!

2021/05/03

神太郎

このシリーズはやはり痛快だ。ドラマで展開は知っていても、半沢直樹が巻き起こすカタルシスは病みつきになる。銀行とその子会社の内実はもっと複雑なものなのだろうが、その複雑な部分をエンタメとして読者に感じさせない構成にするのは流石の一言。半沢直樹と部下のやり取り、サラリーマン、いや働くものの矜持。バブル世代からロスジェネ世代への激励が染みます!

2024/01/10

GELC

ドラマで粗筋を知っていたのに、ページをめくる手を止められない感覚を久しぶりに味わった。素晴らしい傑作だった。純粋な面白さでいえば、この数年で一番だったと思う。子会社の身にも関わらず、正義を貫き、親会社の不当な取引をぶっつぶす展開が最高だし、随所に(内向きでは無く顧客の方を向いた)プライドをもって仕事をする大切さが語られていて心を動かされた。現実には、半沢のような態度をいつも貫き事はなかなか難しいが、自分の心の中に彼が住み着いたような感覚を感じる。迷ったときは相談してみたい

2023/03/16

こなな

『仕事は与えられるもんじゃない。奪い取るもんだ』響きました。かっこいいと思いました。お仕事の大変さを思いました。働く方へ思いやり労い、そして自分は能動的に働かなければと思いました。

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