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風のことば 空のことば ~語りかける辞典~

風のことば 空のことば ~語りかける辞典~

風のことば 空のことば ~語りかける辞典~

作家
長田弘
いせひでこ
出版社
講談社
発売日
2020-04-24
ISBN
9784065193983
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風のことば 空のことば ~語りかける辞典~ / 感想・レビュー

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みどり虫

ずっと読みたかった本。今年の一冊目に選んでいた読み友さんのレビューを見て、やっぱり欲しくて今年の初購入本♡昨日届いてからゆっくり二度読んだ。子供向けの詩だから短くてやさしくて、「〜なんだ」ってきっぱり言い切ってくれているところがとても好き。しっかり向き合って言葉を届けてくれていると感じるから。たくさんの挿絵もステキで、見開き2ページのカラーの絵には見入ってしまう。大切な本が一冊増えた♡

2021/01/10

ちゃちゃ

「まっすぐな言葉があれば、それ以上のものはいらないんだ」長田さんの言葉が本作の魅力をそのままに伝える。奇を衒いレトリックに走る空疎な言葉は要らない。大切なのは心に届く「まっすぐな言葉」。もしかしたらそれは、飾らぬ子どもたちの言葉に近いのかもしれない。本作は詩人長田弘氏が読売新聞「こどもの詩」の選者として詩に添えた選評をまとめたもの。長田さんの遺志を汲んだ、いせさんの絵がまた素晴らしい。「何が好きで、何がきらいか。それ以上そのひとを語ってしまうものはない。きみはじぶんが好き?」深い問いは大人の心も揺さぶる。

2020/06/29

アキ

長田弘の短文詩に、いせひでこの絵。もうこれだけで満たされる。語りかける辞典とあるように、あ〜わまでテーマ毎に言葉が連なる。あ・「雨」雨のしずくのむこうに見えるのは、いつも心の風景です。い・「色」絵を描くことは、絵に描けないことを描くことなんだ。見えないものを見て、物語を描くことなんだ。わ・「忘れ物」思い出はね、物に残るんだ。ちっちゃな手袋がちっちゃな手をいつまでもちゃんと覚えているように。時々一面カラーで、ハッとするような景色の絵と言葉が美しい。手元に置いてパラパラ見たい。読友さんのレビューで知った本。

2020/06/04

しゃが

あの長田弘さんの空からの嬉しく懐かしいプレゼントだった、それは思いの詰まった、詩的で真っ当な『語りかける辞典』、言葉に寄り添うようにいせひでこさんの優しい鉛筆絵。選んだ子どもの詩に毎日添える選評だったが、その数行の言葉が胸に、こころに届きます。思わず深呼吸しながら、外の景色に目をやり、耳を澄まし、空、風、光を感じたい思いになりました。何ヶ月の閉塞感のかたまりが肩の力がぬけるようです。手元に置きたい一冊です。が、また息が詰まりそうなとき、図書館の棚へと起こすために逢いにいこう。今年の好み、ベストになりそう。

2020/06/18

よこたん

〈子どものときに知る、この世で一番おいしくて幸せな味は、もちろんつまみぐいしたごちそうの味。〉〈麦わら帽子はなぜだろう、何もかも明るく楽しくさせる。日の光が笑う。風が笑う。花も笑う。〉〈人のいちばん切実な願い。この世にいない人に、会えないとわかっていて、それでも会えたらなあと願う気持ち。〉 5年前、読売新聞「こどもの詩」の傍らに長田さん逝去のお知らせを見つけ、ポロポロ泣いた。全国の子どもさんの詩に添えられた選評の言葉が、時に優しく時に心に突き刺さり、とても好きだった。いせさんの絵とはやっぱり抜群の相性だ。

2020/07/24

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