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邪魔(下) 新装版 (講談社文庫)

邪魔(下) 新装版 (講談社文庫)

邪魔(下) 新装版 (講談社文庫)

作家
奥田英朗
出版社
講談社
発売日
2021-03-12
ISBN
9784065226131
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邪魔(下) 新装版 (講談社文庫) / 感想・レビュー

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遥かなる想い

下巻に入り、九野と恭子の状況はさらに悪化する。恭子の夫は 本当に 放火をしたのか? 瀬戸際に追い込まれた主婦恭子の肝の据わり方が潔い…ギリギリまで 追い詰められた二人の心が決壊する様が、丹念に描かれる…そんな 心理小説だった。

2023/10/11

金吾

○主人公二人がどんどん狂乱の世界に入っていく様を怒涛の勢いで読んでしまった感じです。(花村刑事は最初から狂乱してます) 裕輔たちも含め歯車が狂っていくのがよく伝わりました。

2024/01/18

つぐみん

上下巻の長編。放火事件をきっかけに、夫婦の人生がどんどん堕ちて行く。パートタイムの問題、いじめ、警察の思惑…さまざまなものが絡み合って、たった一つの事件が複数の事件を生み出す。そして転落していく人生。なぜこうも悪い方にいってしまうのだろう、と後半は苦しくなった。それなのに、ラストはなんか呆気なく終わってしまった印象。登場人物たちのその後が全く予想できない終わり方だった。

2022/08/08

てんてん 

★★★★4.5  単行本で読了。誰が誰にとって邪魔なのか、考えてみたら邪魔者だらけ。恭子にとって、とうとう夫が邪魔者に。でも恭子さん、結局こどもたちまで邪魔ってことになってしまったんじゃないの。がんばる恭子さんを結構応援してたんだけどな。結末は破滅的でした。やっぱり面白い奥田作品デス。

2023/11/27

myunclek

ようやく完読しました。決して面白く無かったわけじゃありません。最近は、少し韓ドラにハマって読書時間が激減してました(^^)やり場の無い怒りや、泥沼から足が抜け無いような絶望感。まさに観ている韓ドラのストーリーに重なりました。ラストに少しだけ希望が見えたのが救いでした。

2023/06/09

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