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シンジケート[新装版]

シンジケート[新装版]

シンジケート[新装版]

作家
穂村弘
出版社
講談社
発売日
2021-05-20
ISBN
9784065232125
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シンジケート[新装版] / 感想・レビュー

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旅するランナー

啖呵を切るような攻撃的な短歌。「酔ってるの?あたしが誰かわかってる?」「ブーフーウーのウーじゃないかな」。桟橋で愛し合ってもかまわないがんこな汚れにザブがあるから。1990年に自費出版された第一歌集の新装版。林あまりさんが書いているように、この歌集は、現代短歌の歴史に大きな「!」または「❤️」を刻みつけている。そして、ヒグチユウコさんデザインのキャンディの包み紙が一枚、どこかのページに挟まってます。装丁がオシャレなことこの上ない。

2021/09/10

東谷くまみ

短歌には余白がある、想像の余地が。恋する二人は少し意地悪で、二人にしかわからない世界はキラキラしてて。その日常は非日常であり、そこに起こるドラマを短歌は切り取る。鮮烈に、時に痛みを伴いながら。ほむほむの短歌は恋の真っ只中でもいつも切ない。一人で過ごす夜の静けさ、喧嘩した後のやりとり、強がりの中にたまにみせる弱さ。好きな歌がありすぎて選べないけど、締めくくりにこの歌を選んだほむほむが大好き。「朝焼けが海からくるぞ歯で開けたコーラで洗えフロントガラス」あー、もうあなたは天才なんですか!!大好き〜♥️♥️♥️

2021/06/20

水色系

装丁に惹かれ。キャンディの包み紙がはさまって取れない設定が凝ってるなあ。好きな歌は2つ。サバンナの象のうんこよ聞いてくれだるいせつないこわいさみしい(P42)/終バスにふたりは眠る紫の〈降りますランプ〉に取り囲まれて(P82)

2022/08/12

コンチャン

なんと言ってもこの装丁の凝った作りです。ヒグチユウコさんのイラストも映えてるし、透けて見える背の部分もすごい。穂村さんのデビュー作ということで、短歌の中にも自然と当時の時代背景が透けて見える部分もあって、面白いです。また改めてじっくり読み返したいと思います。

2021/06/30

遠い日

31年目の新装版。ヒグチユウコさんの装画に名久井直子さんの凝った装丁、目を引きます。いやぁ若い!とんがっていて、途方に暮れていて、言い切っていて、なのに余韻がある。引っ掻き傷のようにヒリヒリ痛くて、恋の最中のようにうずうずする。忘れていたあの頃を自分で開いてしまった感じ。

2021/08/28

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