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ひとりでしにたい(3) (モーニング KC)

ひとりでしにたい(3) (モーニング KC)

ひとりでしにたい(3) (モーニング KC)

作家
カレー沢薫
ドネリー美咲
出版社
講談社
発売日
2021-07-20
ISBN
9784065241011
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ひとりでしにたい(3) (モーニング KC) / 感想・レビュー

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ochatomo

熟年離婚をつきつめる 『ずっと仕事だけしていた男にとって、妻というのは“健康で文化的な生活”をさせてくれる人間だったんです』 家族関係に他人が一人入っているのがいい感じ 初出「コミックDAYS]2020~2021年 2021刊

2022/07/15

いっち〜

今回は鳴海両親の熟年離婚編。相変わらず勉強と啓発になる。とはいえ、全体的に世知辛い話が多く、正攻法だと小難しく重く暗い話になりかねないけど、それを要所要所のギャグでバランス取ってるのが上手い。しかし、私たちが老になる頃には、老後はまさにサバイバルになりかねない。日本はまだ社会制度上「家族」が強い。そんな中、鳴海の「他人の人生を自分と比べて勝とうとしたのが間違い」という言葉はなかなかに深い。一方、ナスダ君の気持ちはいつになったら(正しく)伝わるのやら…。とりあえず、主語は省略しない方が良いと思うんだ

2021/07/21

駒場

定年後何もしない夫にイラつき「熟年離婚」を検討し始めた母。主人公は「老いた上に経済力も半分になった親を二人抱えるのマジキツい」という自分本位な(でもまっとうな)理由で熟年離婚をとめようと奮闘。「財産分与って専業主婦がもらえるのは厚生年金の半分だけだよ!」と母に言ってみたり、父には「社会的な絆もないくせに妻と別れたらどうなる?」と厳しい現実を突き付けてみたり……やっと離婚問題が片付いたと思ったら「お父さんが投資始めるみたいなの」……出~~~!高齢親怪しい投資手出す問題~~!!コミカルだがリアル、ゆえにキツい

2021/08/12

みっき

熟年離婚からの投資。

2021/09/09

3.5 新刊読了。熟年離婚や孤独死にまつわるリアルな描写と、ヒップホップダンス関係などのギャグ部分、背景のネコなどのゆるい描写とのバランスが絶妙で、シリアスな話なのに重くならずに笑って読める。主人公も作者自身も女性なので、どうしても女性目線の描き方になっているのが、共感しきれない部分はあると言えばあるのだが、それも含めてリアルな視点なのでやはり面白い。

2021/08/07

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