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女系の教科書 (講談社文庫)

女系の教科書 (講談社文庫)

女系の教科書 (講談社文庫)

作家
藤田宜永
出版社
講談社
発売日
2021-08-12
ISBN
9784065245965
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女系の教科書 (講談社文庫) / 感想・レビュー

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ふじさん

初老男を描くのに秀でた作家が綴ったニュー家族小説。出版社役員を退職した森川崇徳、62歳。文芸講座の講師を務め、悠々自適のはずが、女性生徒に振り回され、母親の介護や娘に翻弄される日々。完全な女系家族の森川家で育った崇徳は、人当たりが良く、誰からも好かれる性格で、周りの女たちに振り回されることが多く悩みは尽きない。だが、そんな中で強かに生き抜く術をわきまえて生きていく。ホームドラマを読んでいる感じだが、そこは藤田宜永、登場人物の造形づくりが巧みでなかなか面白い。読んでみる価値は十分だ。

2024/02/05

カブ

「女系の総督」の続きのお話。前作で気になっていた恋の行方や、母親の介護問題など森川家の家長、崇徳さんの日常にはエピソードがいっぱい!!本当は森川家のその後をもっと知りたいのに、続きが読めないのが残念です。

2021/09/22

まめちゃん

なんとか最後まで読みましたが、ちょっとだらけた感じになりました。 女系家族の中の黒一点としての主人公の物語であるが、恵まれた環境の中での生活であり、共感には至りませんでした。

2022/11/13

ももみん

大家族も女姉妹も縁がないので、不思議な感じ。前作にも遡ってみよ。

2021/11/14

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