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よみがえれ、マンモス! 近畿大学マンモス復活プロジェクト

よみがえれ、マンモス! 近畿大学マンモス復活プロジェクト

よみがえれ、マンモス! 近畿大学マンモス復活プロジェクト

作家
令丈ヒロ子
深川直美
出版社
講談社
発売日
2021-12-15
ISBN
9784065261156
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よみがえれ、マンモス! 近畿大学マンモス復活プロジェクト / 感想・レビュー

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あすなろ

近大マンモス復活プロジェクトと人工授精からゲノム迄平易に書き表す実に興味深い本。読友さん感想より手にした。裏に小学校高学年・中学生向きとあるが、僕にも向いていた。何故ならば全く知らぬ世界だったから。そもそも我々幼少の頃にはまだゲノムという言葉さえなく、習っていなかった。凍土から出たマンモスを復活させられるのか、はたまたそれを行って良いのか。貴方はそれが先ず可能だと思いますか?その上でそれを行って良いと思いますか?これらのうち一つでも惹かれる点あれば平易でもあり御一読を。

2022/09/11

☆よいこ

児童書。科学読み物。生命科学。大昔に絶滅したケナガマンモスのクローンを作成しようとする、マンモス復活プロジェクト。巻頭にカラー写真あり[第1章︰マンモスのサンプルをゲット!]ロシア連邦サハ共和国にある、シベリアの永久凍土からマンモスを掘り出す。発掘のようすなど[第2章︰細胞核はよみがえるのか?]解析チームのがんばり。ジャーキーで細胞核取り出し練習[第3章︰次世代プロジェクトへ]ゾウの代理母計画ではなく、マンモスの細胞をiPS細胞に変化させ、マンモスの受精卵をつくる。▽100年後には可能になっているかも。

2022/03/20

永久凍土から見つかったマンモスのユカ。ユカのサンプルから細胞核を取り出し、マンモスを復活させようというプロジェクトの過程を負う。絶滅動物を人工的に復活させようとすることに抵抗を感じるのだが、環境問題や生命にもつながる研究とのこと。巻頭カラー写真に迫力あるので、イラストよりも写真が入っているとよかったのではないか。

2022/06/06

読書国の仮住まい

ケナガマンモスは40万年前に滅亡。 そこで永久凍土に眠る遺骸から細胞核を取り出せれば現代に復活させることが出来るのではないか? そんな壮大なプロジェクトに挑む近畿大学。 ロシア連邦サハ共和国に出向き、サンプルを手に入れる。 この技術は他の絶滅した動物、その危機にある動物にも応用できる。 だが抱える課題も多い。 生まれた生物はどう生きていくのか。 その環境を作り出せるのか。 既存生物に影響は与えないか。 優先すべきことは今生きている生物の多様性の維持。 次世代に繋がる研究になる、なぁにたった100年のこと。

2023/03/27

あんこ

シベリアの永久凍土からマンモスを掘り出し、細胞核をゾウの卵子に移植してメスのゾウにマンモスを生んでもらおうというプロジェクト。状態のいいマンモスのサンプルが運良く手に入って研究が進むもマンモス誕生には至らなかったけど、技術の発展によって遠くない将来実現しそうに思える。技術があるからといって今いない動物を産み出していいのかという倫理的な問題もある。子ども向けだからとてもわかりやすかった。

2022/04/17

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